--- Patroclus First Meeting --- Patroclus: …私にかまわず行け。ここの亡霊たちは皆、\nおまえと戦う機会を待ち望んでいる。 Zagreus: たまたま通りかかっただけです。あなたは、\n襲いかかってこないんですね。俺はザグレウス。\n名前を聞いても? Patroclus: 名など、所詮は忘れ去られるもの。おまえはここに\nいてはいけない。運命の三女神が旅路を困難なものと\nするなら、この品が助けとなるだろう。 --- Patroclus Meeting 02 --- Zagreus: 他の亡者たちはみんな、戦いに明け暮れています。\nあなたは加わらなくていいんですか?\n永遠の栄光が欲しくないんですか? Patroclus: そんなものを手にしてなんになる?\n誰かに聞かれたら、戦ったことにしておけばいい。\nそもそも、おまえと戦う理由もない。私はここで、\n永遠に、穏やかな休息を享受する。わかったら、\nもう行ってくれ。 --- Patroclus Meeting 03 --- Patroclus: まだエリュシオンを彷徨っているのか。\nそれほどまでして、わが同胞たちを降し、\n栄光をつかみたいか? Zagreus: 俺の目的は、地上に出ることです。でも、あなたの\n同胞たちが邪魔してくる… 彼らは名誉が欲しいのか、\nただ父上の命令に従っているだけなのか… Patroclus: 「父上」…?なるほど、冥界の王子か。\nここでは地位などなんの意味もない。\n特別扱いを期待しても無駄だ。\nわかったら、もう私には関わらないでもらいたい。 --- Patroclus Meeting 04 --- Patroclus: 私に関わるなと言ったはずだが?冥王の息子だから\nといって、特別扱いするつもりはない。それによって、\nおまえの父にタルタロスの深淵に投げ込まれても\nかまわない。こんなところで牛のように\n放牧されているよりましだろう。 --- Patroclus Meeting 05 --- Patroclus: まれびとよ、前回の無礼をわびたい。許して欲しいとは言わないが… とてもほめられた態度ではなかった。 Zagreus: 気にしないでください。何か力になれることが\nあったら、遠慮なく言ってもらえますか? Patroclus: 残念ながら、君に私を解放することはできない。\n自分のすべきことに専念してくれ。\n私にはもう、かまわないでもらいたい。 --- Patroclus Meeting 06 --- Patroclus: まれびとよ… こうも頻繁に来られては、\n別の呼び方を考えねばならなくなる。 Zagreus: せいぜい「顔見知り」程度の仲です。あなたのことは\n何も知らないし、「まれびと」でかまわないですよ。 Patroclus: ここはギリシャでも選りすぐりの英雄たちが集う場所。どう考えても、私は場違いだ。君は先を急ぎ、テセウスとでも話してくるといい。 --- Patroclus Meeting 07 --- Patroclus: まれびとよ、なぜ君は、こうも頻繁に私のもとへ\nたどり着く?ここはエリュシオンの最果てのはずだが。 Zagreus: 冥界は絶えず姿を変えていて、あらゆることが運に左右されます。だから、あなたとの出会いも、単なる偶然と思っていました。 Patroclus: 偶然が重なるとき、それは単なる偶然ではなく、\n運命の三女神の思惑の可能性が高い。あるいは、\n別の何かか… 私からはっきり言えることは、\nただひとつ。私は君との交流を望んではいない。\n用が済んだら立ち去ってほしい。 --- Patroclus Meeting 07 B --- Patroclus: 偶然が重なるとき、それは単なる偶然ではなく、運命の三女神の思惑の可能性が高い。あるいは、別の何かか… --- Patroclus Meeting 08 --- Patroclus: まれびとよ、君はどういうわけか、何度も“偶然に”\n私の居場所を見つけるようだ。こちらは、\n客を望んでいないのだが。 Zagreus: この“楽土”を旅する途中、ときどき通りかかるだけです。\n目指す場所がたまたま、この先にあるので。 Patroclus: 君は本当に、エリュシオンを楽土だと思っているのか?\nタルタロスの深淵ならば、ともに苦しみを分かち合う\n仲間にも事欠かなかっただろうが… すまない、\n君がただの通りすがりということは、承知している。 --- Patroclus Meeting 09 --- Patroclus: まれびとよ、反抗の旅は順調か?私にも、\n神々に盾突くほどの気力があればと、願わぬでもない。 Zagreus: エリュシオンではあなたの同胞たちがよってたかって\n邪魔をしてきますが、ここまで進めたということは、\n順調と言っていいかと。 Patroclus: この地を彷徨うわが同胞たちは、話の通じる相手\nではない。生前の彼らが、おのれの命をかなぐり捨てて戦う様を、私はこの目で見てきた。亡霊となった今も、「われこそが最強の戦士」と、競い合っている。 --- Patroclus Meeting 10 --- Zagreus: そこを流れているのは、レーテー川ですよね…?\n生前、そんなにつらい思いをしたなら、\n忘却の川の水をがぶ飲みして、すべて忘れてしまおう\nという気にはなりませんか? Patroclus: そうした誘惑に駆られることも、たしかにある。\n実際、川の水を口にしてみたことすらあるほどだ。\nだが… それでもやはり、まだ消し去りたくない\n想い出もある。 --- Patroclus Meeting 11 --- Zagreus: この空き地を離れたいと思うことはありませんか。\nエリュシオンは美しいところです。\nいろいろな景色を見て回りたくないですか。 Patroclus: 君に心配されずとも、旅なら、生者の頃に\n飽きるほどした。死者となってまで、\n旅心に駆られることはない。ここには\n立派な像も、川もある。私は満足だ。 --- Patroclus About Bracer 01 A --- Patroclus: まれびとよ、その、手首にはめているものを、\nよく見せてほしい… それは、\nミュルミドンの小手では…?まさか… Zagreus: よくわかりましたね。\nある友人から譲り受けたものです。 Patroclus: 友人から…?では、その“友人”に伝えてほしい。\nパトロクロスが待っていると。恨んでなどいないから、私の元へ戻ってほしいと。 --- Patroclus About Bracer 01 B --- Zagreus: やはり見覚えがありますか?アキレウス師から\n譲り受けたものです。 Patroclus: では、アキレウスに伝えてほしい。パトロクロスが\n待っていると。恨んでなどいないから、\n私の元へ戻ってほしいと。 --- Patroclus About Bracer 01 E --- Patroclus: まれびとよ、その、手首にはめているものを、\nよく見せてほしい… ミュルミドンの小手では…?\nもしや、アキレウス… Zagreus: はい、師匠のものです。見覚えがあるんですね。\nあなたもミュルミドンだったのですか?\n彼らは無敵だったと聞いています。 Patroclus: 本当に無敵であれば、私はここにいないはずだ。\nその小手は、われらファランクス兵が身につけたものと同型。戦いのさなか、君の身の守られることを願う。 --- Patroclus About Achilles Aspect 01 --- Patroclus: まれびとよ、見事な槍だ。アキレウスが生前\n携えていたものと瓜二つ… さては、師匠より\n譲り受けたな。墓の中まで… そのさらに先まで\n使い手に付き従い、ついには弟子の手に受け継がれた\nというわけか。 Zagreus: いろいろと複雑な事情があるんですが…\nこの槍はたしかに、かつて師匠が携えたものです。\nこうして受け継ぐことができて、光栄です。 Patroclus: アキレウスは生前、その槍で\nおびただしい数の敵を亡き者とした。\nだが君なら、それをも凌駕するかもしれない。\nなにしろ、戦の機会には事欠かないだろうからな。 --- Patroclus About Achilles Aspect 02 --- Patroclus: アキレウスは生前、その槍を誰にも触らせなかった。\n手に取ろうとした者を殺しかねぬほどだったが…\nいまやそれを、弟子が振り回しているとは。 Zagreus: この槍は、誰のものでもありません。\n今は俺の手中にありますが、時がたてば、やがて\n別の者の手に移る運命なのだと思います。 Patroclus: 名槍とはいえ、ただの武具だ。\n武具に哲学などありはしない。 --- Patroclus About Achilles 01 A --- Patroclus: 君は、自分の親の話をしていたな。差し支えなければ、その件について尋ねたいことがある。 Zagreus: かまいませんよ。なんでも聞いてください。 Patroclus: 君の父君のもとには、死者の記録があるはずだ。\n私が生前知っていたある人物の記録を、\n調べてはもらえないだろうか。 Zagreus: あなたには世話になりました。よろこんで力に\nなります。それで?誰を探しているんです? Patroclus: アキレウスという男だ。生者の間では\n名の知れた存在だったが、死後は事情も異なるだろう。\n私はてっきり、ここで会えるものと思っていたのだが… Zagreus: …アキレウス。それは… 聞き覚えのある名です。\nあなたはなぜ、その… “アキレウス”を気に\n掛けているんですか?情報は多いほうがいいので。 Patroclus: 私は… 彼に会いたい。ただ、それだけだ。 --- Patroclus About Achilles 01 B --- Patroclus: まれびとよ、何用だ?\n無駄話のついでに、私の傷をえぐりにきたか? Zagreus: あなたの名は、パトロクロスですね?なら、アキレウスという人物をご存じでしょう?彼は俺の… 実家に\n仕えていて、俺を一人前の戦士に鍛えてくれました。\nあなたへの伝言を預かっています。\n「いつもあなたを想っている」、と。 Patroclus: …その名を再び耳にする日がくるとは。君は、父君の\n館であの男に会ったのだな?しかし… やつがそんな\nことを言うはずがない。私は生前、彼のもとを去った。\nそしてアキレウスは、死後に私のもとを去った。これで\n貸し借りなし… いまさらかける言葉などない。 Zagreus: そんなはずはありません。\nあなたはきっと、何か誤解してるんです。\n死後、彼と話す機会はありましたか? Patroclus: いや。そして今後も、そういった機会は訪れぬだろう。アキレウスには、私は息災だと伝えてくれ。\nあちらがそういう態度なら、話を合わせてやる。 --- Patroclus About Achilles 01 C 01 --- Zagreus: パトロクロス… あなたの名は、知っています。\nアキレウスという人物をご存じでしょう?彼は俺の…\n実家に仕えていて、俺を一人前の戦士に鍛えて\nくれました。あなたへの伝言を預かっています。\n「いつもあなたを想っている」、と。 Patroclus: …では、君は父君の館で、アキレウスに会ったのだな?\nしかし、あの男がそんなことを言うはずがない。\n私は生前、彼のもとを去った。そしてアキレウスは、\n死後に私のもとを去ったのだ。これで互いに\n貸し借りなし… いまさら、掛ける言葉などない。 --- Patroclus About Achilles 02 --- Patroclus: まれびとよ、アキレウスはどんな様子だ?\n私は二度と会うことは叶わぬが、君は日頃から、\n彼の姿を目にしているだろう。 Zagreus: 父の命を受けて、宮仕えをしています。秘密を守る\n誓いを立てたようですが、詳しいことはわかりません。\nでも、自分が見るかぎりは、元気にやっていると\n思います。できれば、直接会ってもらいたい… Patroclus: 詳しくはわからぬと言いつつ、私には「会え」と?\n彼について、より些細な情報が明らかになれば、\n私にも知らせてもらえるか? Zagreus: はい… 善処します。 --- Patroclus About Achilles 03 A --- Patroclus: 彼が私のもとへ帰ることは、ないのだな?\n館で君の父君に仕えているのなら、\n逃れることは叶わない。それは、君も同じことだ。 Zagreus: 俺が必ず、なんとかしてみせます。 Patroclus: 言うのはたやすい。君はどのみち、\n冥界を出ていくつもりだ。いったい何ができる? Zagreus: どうにかします。だから、あなたも約束してください。\n絶望には屈しないと。アキレウス師はまだ、あなたを\n愛している。あなたも、本当はわかっているはずです。 Patroclus: 今の私に、約束など無意味だが… 運命の三女神が、\n君に明るい未来をもたらすことを願う。 --- Patroclus About Achilles 03 B --- Patroclus: 今の私に、約束など無意味だが… 気遣いには感謝する。私も彼を想う気持ちは同じだ。運命の三女神が、\n君に明るい未来をもたらすことを願う。 --- Patroclus About Achilles 04 --- Patroclus: アキレウスは、相変わらずなのだな。ひと度心を\n決めたら、てこでも動かない。私と共に戦った戦の話は\n聞いているか?正確には、私が、戦ったのだが…\nアキレウスの手で幕を引くこともできたが、\nあの男は参戦を断固拒否した。 Zagreus: 師匠はあまり生前の話をしないので… 戦うことを\n拒んだんですか?人間は、戦士のそういう態度を\nよしとしないと聞いたことがありますが… でも、\n戦う意義を感じないのなら、関わらないのも自由では? Patroclus: アキレウスも無関係ではない戦だった。\n完全に賛同はできずとも、あのように意固地にならず、戦う道を選んでくれていれば… 私が冥界を訪れるのは、もう少し先になっていたかもしれない。 Zagreus: 師匠も、あなたが亡くなったのは自分のせいだと\n言っていました。あなたを守りきれなかったという\n意味だと思っていましたが… まさか、戦いすらしな\nかったなんて。あなたが亡くなった直後に、怒りに\n駆られてあとを追った、とは言っていましたが… Patroclus: それについては、私の関知するところではない。\nそのとき私はすでに… 死者となっていた。\n死後にこの地に送られ、私はすべてを悟った。\nすべてを受け入れるには、長い時を要した。 --- Patroclus About Achilles 05 --- Patroclus: まれびとよ、ひとつ、尋ねてもよいだろうか。\n前回聞いた話の中で、どうしても気になることがある。\n私が生者としての一生を終えたのち、アキレウスに\n何が?噂は耳にするが、この地を彷徨う連中の\nうそぶく話は、信用に値しない。 Zagreus: 自分の知るかぎりでは、あなたが亡くなったあと、\n師匠は怒りと悲しみにわれを忘れ、あなたに\n促されたとおり、戦に参戦したようです。そして、\nたったひとりで、幕を引く寸前までいった… Patroclus: では、アキレウスは私の死後まもなく、おのれの命を\nなげうち、たったひとりで一軍を全滅させたと…?\nにも関わらず、なぜタルタロスの深淵に?\n英雄の終のすみかは、エリュシオンではないのか? Zagreus: おふたりの遺灰は、師匠の遺言で、同じ墓に埋葬されて\nいるそうです。師匠が父上の館に仕えることになった\nいきさつは… 本人から直接聞いてください。\n俺が必ず、その機会を作ると約束します。 Patroclus: アキレウスと私の遺灰が、共に…?共に生きることも\nできたものを、灰になってしまっては、\nせいぜいウジ虫の餌になるだけだ… 回答に感謝する。\n話は以上だ。すまないが、ひとりにしてもらいたい。 --- Patroclus About Achilles 06 --- Patroclus: …まれびとよ、許してほしい。アキレウスの\nその後について尋ねた際、私は大人げない態度を\n取ったように思う。あの男が最期を遂げた戦の逸話は、数々耳にしてきたが… 私の遺灰の話は、初耳だった。 Zagreus: 謝らないでください。師匠とは互いになんでも\n話せる仲ですが、自分のこと… 特に当時のことは、\n師匠はあまり語りたがらないんです。師匠にとっても、\nあなたにとっても、つらい想い出が多いのでしょう。 Patroclus: 戦士として生きた以上、つらい想い出はそれなりに\nある。だが… アキレウスが最期に… いや、最期を\n遂げたあとまでも、私を想っていたと知り、心の痛みが\n多少和らいだように思う。君とこうして言葉を交わす\nことにも、同様の効果があるように思う。 --- Patroclus About Myrmidon Reunion Quest 01 --- Patroclus: まれびとよ、差し支えなければ、君にひとつ、\n頼みがある。いや、まずは頼みの内容を、\n詳しく説明するのが筋だろうが… Zagreus: もちろんです。ぜひ聞かせてください。 Patroclus: アキレウスのことだから、私との現状に関して、\n慎重な姿勢を崩そうとしないだろう。あの男は、\nすぐに無謀な行いに及ぶわりに、危険な賭けに\n出ることは嫌う。アキレウスに伝えてほしい。\n「すべてを賭けろ」と。 Zagreus: 「すべてを賭けろ」…?\n師匠は、あなたのためを思って行動しています。\nあなたの身に、よくないことが起きないようにと… Patroclus: よくないことが起きて、すでに長い年月が過ぎた。\n君から聞いた話が事実なら…\nこれ以上失うものなどありはしない。\n「恐怖を感じるは弱者の証し」… 違うか? --- Duo - Patroclus and Achilles (1) --- Achilles: ここでおまえと顔を合わせるのは、妙な気分だな。\nエリュシオンをこの目で見る日が来るとは…\nいまだに信じがたい。 Patroclus: アキレウスはいまだに、すべて幻ではと疑っている節がある。事を成し遂げるには、ときには賭けに出る必要もあるのだ。無論、今回の件は、一介の亡霊のために君が骨を折ってくれたおかげでもあるが。 Zagreus: 友を助けるのは当然ですし、師匠には返しきれない恩がある。当たり前のことをしただけです。 Patroclus: …とはいえ、われわれミュルミドンは、いちいち感傷に浸ることはしない。アキレウスは、日頃の過酷な任務の合間に休暇を取っているだけのこと。君の任務も、\n過酷という点では引けを取らない。いつもの差し入れを受け取ってほしい。 --- Duo - Patroclus and Achilles (2) --- Patroclus: …アキレウス、弟子が訪ねてきてくれたぞ。\n彼には本当に世話になった。\n恩を返そうにも、返しきれる気がしない。 Achilles: ああ。私も同意見だ。 Zagreus: それなら、これからも、俺が通りかかったときに、\n不要な支給品を分けてください。それで貸し借りなし、\nということにしましょう。 Patroclus: それについては、謝礼とは別に、今後も続ける\nつもりでいた。もしわれわれで役に立てることがあれば\nいつでも遠慮なく頼ってほしい。 --- Duo - Patroclus and Achilles (3) --- Patroclus: 君の意見を聞かせてほしい。エリュシオンの覇者としてアキレウスほどふさわしい者はいないと思うのだが。\n無論、現在の“覇者”と比べれば、誰でもいくらかは\nましだろうが… Achilles: 私は、この地を彷徨う亡霊たちとの戦いに\n明け暮れるより、閑散とした広間の\n見張りを続ける方が性に合っている。 Zagreus: 俺も、アキレウス師匠より、テセウスが相手の方が\nずっといい。テセウスよりも覇者にふさわしい者が\n山ほどいるという点には、同意しますが… Patroclus: では、私の提案は却下だな。とはいえ、\n覇者にふさわしい逸材を見抜く目には自信がある。\nその点だけは、私も譲る気はない。 --- Patroclus After Myrmidon Reunion Quest 01 --- Patroclus: アキレウスは任務に戻ったが、\nただ無為に待ちつづけていた日々とは違い、\n今は彼がいずれ戻ることがわかっている。それだけで、\nこうも心持ちの異なるものか… どうやら私は、\nそんなことすら忘れてしまっていたようだ。 Zagreus: あなたも、師匠も、幸せそうでよかった。\n何か困ったことはありませんか?ふたりが引き裂かれた\nいきさつを思うと… 言葉もありません。\n自分がそんな経験をしたら、どう立ち直ればいいか… Patroclus: 怒りはいつか、鎮まるものだ。万人から恐れられた\nアキレウスの怒りでさえ。激しく燃え上がり、やがて\n燃え尽き、あとには鈍い痛みが残る。だがその奥に、\n私はたしかに感じたのだ… 自分がまだ生者であるかの\nような… その感覚は、守るに値するものだ。 --- Patroclus After Myrmidon Reunion Quest 02 --- Patroclus: まれびとよ、よく来てくれた。…今後も君を、\n「まれびと」と呼んでかまわないだろうか。\n他に適当な愛称を思いつかない。\nそれに… 君に面倒は掛けたくない。 Zagreus: もちろんです。むしろ、あなたにそう呼ばれると、\n親愛の印のように感じます。 Patroclus: そう言ってもらえると、ありがたい。 --- Patroclus Post Ending 01 --- Patroclus: アキレウスから聞いた。当面は、冥界に残るそうだな。私にはうれしい知らせだ。君にとっても、よろこばしい結果だと解釈しているが…? Zagreus: はい。今後もときどき、エリュシオンを抜けて、\n地上を目指すことになります。どうやら俺は、\n冥界からは離れられないようで… だからこれからも、\nこうして、ときどきあなたに会えるということです。 Patroclus: それは何よりだ。では、道中くれぐれも気をつけて。 --- Patroclus Post Epilogue 01 --- Patroclus: このところ、女王ペルセポネの噂を頻繁に耳にする。\n君の母君だという話だが… 君も私に負けず劣らず、\n複雑な事情を抱えているようだな。 Zagreus: 話せば長くなりますが… 帰還した冥界の女王が\n俺の実母というのは、本当です。\n母上が戻ってくれて、本当によかった… Patroclus: そうだろうとも。女王が、その叡智と慈愛で\n冥界をお導きくださるよう、私も願っている。 --- Patroclus About Keepsake 01 --- Zagreus: あなたに譲ってもらった槍頭、とても助かっています。こんな力が込められているということは、ただの槍頭のはずがない。何か特別な意味のある品なんでしょうか? Patroclus: 手放さねばと思いながら、どうしても\n捨てられなかったがらくただ。古くから\n所有しているとつまらぬ物でも手放しがたくなる。\n君の役に立っているのなら、何よりだ。 --- Patroclus About Keepsake 02 --- Zagreus: 生前は、あなたも槍を手に戦ったことがありますか? Patroclus: ほんのいっときではあったが。半神を槍で\n倒したこともある。今頃、エリュシオンのどこかを\n彷徨っているのでは?生前に殺した相手と死後に\n鉢合わせるのは気まずいものだが、ここでは皆、\n冷静に受け流すのが流儀だ。 --- Patroclus About War 01 --- Zagreus: 前にあなたが言っていた戦のこと、差し支えなければ、もう少し教えてもらえませんか? Patroclus: すまないが… それは控えさせてもらいたい。その口ぶりだと、君は戦を経験したことがないようだ。戦を\n生き延びた者は、その後の歴史の一端に責任を負うともいえるだろう。だが、その時と場所について追憶する\nことすら、私は望まない。どうかわかってほしい。 --- Patroclus About Young Achilles 01 --- Zagreus: 前から気になっていたんですが…\n若い頃のアキレウス師匠は、どんな人でしたか? Patroclus: …戦場でアキレウスを見た者は皆、敵も味方も\n口をそろえて同じことを言う。偉大な名戦士だと。\nだが、それだけではない。人としての態度… 正義感… 私は、戦士になる前の彼を知っていた。それゆえに、\n私は彼に心惹かれたのだろう。 --- Patroclus About Theseus 01 --- Patroclus: このところ、テセウスに連勝しているようだな。\nあるいは… 君とよく似た出で立ちをした、別の者の\n仕業だろうか?噂を聞いて、思わず笑いがこみ上げた。\nあの男のことだ、何度敗北しても、懲りることは\nないだろうが。 Zagreus: テセウスをご存じなんですね。\nたしかに、頭の固い男のようです。\n俺を奈落の底から現れた魔物だと思い込んでいる。\nまあ… ある意味、間違いではないですが。 Patroclus: 君は、エリュシオンでちょっとした悪名を\n轟かせている。「冥王神ハデスは、館の下層に\n魔物の姿をした息子を幽閉している」と。\n無知と恐怖は、ときに壮大な絵空事を生むものだ。 --- Patroclus About Theseus 02 --- Patroclus: このところ、戦馬車の走る音と、耳障りな笑い声が\n頻繁に聞こえてくる。どうやら君は、エリュシオンの\n住民を本格的に怒らせてしまったようだな。 Zagreus: それは、テセウスの笑い声と、マケドニア製の\n馬車の音ですね… あの男は、この辺りでも馬車を\n乗り回して、見せびらかしてるんですか? Patroclus: 君がエリュシオンに足を踏み入れるたびに、\n住民たちは大騒ぎだ。察しのとおり、“祭り”の主役は、\n「エリュシオンの覇者」と雄牛の相棒だろう。\nあいにく私は闘技大会に出場する気はないが…\nせめて、これを受け取ってくれ。 --- Patroclus About Theseus 03 --- Zagreus: テセウスは、ほら話ばかりの鼻持ちならない男ですが、\nミノスの雄牛と堅い絆を築いているようですね。\nあのふたりは本当に腹心の友なんですか?\n雄牛に同情します… Patroclus: おのれと異質であるがゆえに引かれることも\nあるだろうし、「たで食う虫も好きずき」という\n言葉もある。あの2人にいずれが当てはまるのかは\n見極めがたいが、当人たちに不満がないのなら、\n私が口を挟むことではない。 --- Patroclus About Minotaur 01 --- Patroclus: ミノスの雄牛も、君を足止めできなかったようだな。\n私なら戦いを避けたい相手だが… 君が今ここにいる\nということは、無用な心配だろう。 Zagreus: 俺がアステリウスと戦ったこと、もう噂になって\nいるんですね。孤独を好むあなたでも、他の亡霊たちと\n言葉を交わす機会があるんですか? Patroclus: 見てのとおり、他の者たちがこの場所に出入りするのを止めることはできない。こちらが望まずとも、通行人の噂話が耳に入ることは、ままあるものだ。 --- Patroclus About Heroes 01 --- Zagreus: アキレウス師匠と肩を並べて戦ったのなら、\n生前は、英雄と出会う機会も多かったでしょうね…\n死後もここで会ったりするものですか? Patroclus: 英雄… その実体がいかなるものか、君もその目で\n見てきただろう。世の評判には、尾ひれがつく。中には名実ともに英雄と呼ぶにふさわしい者もいるが、私と\n同様、孤独を好む者が多いのでは?いずれそういった\n仲間と、この地で出会うこともあるかもしれないが。 --- Patroclus About Gods 01 --- Patroclus: 深く考えたことはなかったが… \n君はオリュンポスの神々と血縁関係にあるのだったな。\nでは、君の前では態度に気をつけねば… Zagreus: どういう意味ですか?父上の立場上、オリュンポスの頂に叔父やいとこが多数いるのは、たしかですが… Patroclus: 彼らとの関係をこじらせぬよう、くれぐれも留意\nすることだ。できれば、誰の機嫌も損ねぬように…\n私が生者だった頃は、そんなことが可能な人間は\n皆無だったが。 --- Patroclus About Love 01 A --- Patroclus: 君は誰かを愛したことはあるか?それとも、\n愛とは人間特有のものなのか… 神々の築く関係は、\nわれわれ人間の目には奇妙に映ることも多い。 Zagreus: あります。まさに今、そういう経験をしています。 Patroclus: そうか… では、その相手を決して手放さぬように。\n離れそうになれば、手を伸ばし、探し求めることだ。\nこの世界に、愛に勝るものは存在しない。 --- Patroclus About Love 01 B --- Zagreus: 自分には、まだそういう経験はないかと。\nそのときがくれば、おのずとわかるものだと\n理解していますが… Patroclus: 君にもいずれ、そのときが訪れよう。私の数少ない\n経験から言わせてもらえば、愛には多くの痛みが伴う。\nだが、それを補ってあまりあるものだ。ひとたび\n見つけたら何があっても手放してはならない。偉そうに\n言えた立場ではないが… 覚えておいてほしい。 --- Patroclus About Trinkets 01 --- Patroclus: まれびとよ、何を所望する?\nヒュドラライトか… ステュクスの口づけか? Zagreus: 本当に、もらってしまっていいんですか?\nこちらとしてはありがたいですが…\n受け取ってばかりでは申し訳ない。 Patroclus: エリュシオンでは、利用できるものはとことん\n利用してこそだ。この地を彷徨う亡霊には、\n定期的に高級物資が支給される。思うさま戦いに\n明け暮れることができるようにとの計らいだが、\n二度と戦う気のない私には、不要な物だ。 --- Patroclus About Fishing 01 --- Patroclus: 釣りにずいぶん時を費やしているようだな。\n成し遂げねばならぬことがあると言っていたわりには…\nいや、何をしようと、君の自由だが。 Zagreus: この世界には、釣りに全身全霊を注ぐ者もいます。\nエリュシオンでは、あなたの同胞たちが絶えず\n襲ってくる。戦い疲れたときはいい息抜きになります。 Patroclus: 勝ちたい戦なら、息抜きなどしないことだ。\n戦いのさなかに気を抜いた結果、\n私はここへ送られることになった。 --- Patroclus About Legendary 01 --- Zagreus: アキレウス師匠と共闘するあなたの姿、見事でした。\nまさに、名戦士の共演でしたね。 Patroclus: 私の腕はすっかりさびついているが、アキレウスは\n全盛期と変わらない。感情を抑制する冷静さを備え、\nより成熟したとすらいえる。 Zagreus: 謙遜しないでください。\nでも、もう二度と戦わないと言っていたあなたが、\nなぜまた槍を取る気になったんですか? Patroclus: アキレウスに説得されて、何もせずにいるよりは、\n体を動かすのも悪くないと思ったまで。\nそれで君の窮地を救えるなら、一石二鳥だ。 --- Patroclus Low Health 01 --- Patroclus: ずいぶん深手を負っているようだな。回復できないか、試してみるとしよう。君は私のように、\nここにただ座っているわけにはいかないだろうから。 --- Patroclus Low Health 02 --- Patroclus: ひどいケガだ。私がためこんでいるがらくたが、何かの役に立てばよいが。 --- Patroclus Chat 01 --- Patroclus: また君か。これを持っていけ。\n私にはもう、必要ないものだ。 --- Patroclus Chat 02 --- Patroclus: まれびとよ、社交辞令は必要ない。\n用が済んだなら、もう行くがいい。 --- Patroclus Chat 03 --- Patroclus: どうやら、まだあきらめていないようだな。 --- Patroclus Chat 04 --- Patroclus: まれびとよ、エリュシオン見物を楽しんでいるか? --- Patroclus Chat 05 --- Patroclus: まれびとよ、私などにかまわず、\n楽土を満喫するといい。 --- Patroclus Chat 06 --- Patroclus: またガラクタを受け取りにきたか? --- Patroclus Chat 07 --- Patroclus: また君か。ここには、相変わらず私しかいないぞ。 --- Patroclus Chat 08 --- Patroclus: 好きなものをやる。用が済んだら去るがいい。 --- Patroclus Chat 09 --- Patroclus: ひとりにしてもらいたい。用が済んだら行ってくれ。 --- Patroclus Chat 10 --- Patroclus: 私に関わる暇があったら、先を急いでは? --- Patroclus Chat 11 --- Patroclus: 君はなぜ、こうも頻繁に私のもとにたどり着くのか…\n理解に苦しむ。 --- Patroclus Chat 12 --- Patroclus: まれびとよ、話なら、またの機会に。\n見てのとおり、私は忙しい。 --- Patroclus Chat 13 --- Patroclus: まれびとよ、気遣いはうれしいが、\n君にできることはない。 --- Patroclus Chat 14 --- Patroclus: 私は今、永遠の暇を持て余すのに忙しいのだ。 --- Patroclus Chat 15 --- Patroclus: まれびとよ、旅は順調か? --- Patroclus Chat 16 --- Patroclus: まだ、かろうじて、くじけてはいないようだな。 --- Patroclus Chat 17 --- Patroclus: 君が次に迷い込むときも、私はここにいるだろう。 --- Patroclus Chat 18 --- Patroclus: もう行け。そして再び死ぬか、あるいは… --- Patroclus Chat 19 --- Patroclus: また来たな。\n私もちょうど、不要品を処分したいところだった。 Patroclus: 私は彼を待つ。いつまででも。そう伝えてほしい。 --- Patroclus Chat 20 --- Patroclus: アキレウスのことが気がかりだ。君も、どうか達者で。 --- Patroclus Chat 21 --- Patroclus: 私を訪ねてくれるのはうれしいが、\nたいしたもてなしもできず、すまない。 --- Patroclus Chat 22 --- Patroclus: ゆっくりしていくといい。\nここは“永遠の楽土”らしいからな… --- Patroclus Chat 23 --- Patroclus: 私は息災だと、アキレウスに伝えてくれ。\nいくらでも待つつもりだ。 --- Patroclus Chat 24 --- Patroclus: 私が君にしてやれることは、あまりない。 --- Patroclus Chat 25 --- Patroclus: 私は、ひとりの時間を楽しみたいのだが? --- Patroclus Chat 26 --- Patroclus: いったいなんの用だ? --- Patroclus Chat 27 --- Patroclus: 今、手元にあるものは、これぐらいだが… Patroclus: 私で何か、力になれることは? --- Patroclus Chat 28 --- Patroclus: 誰か来たようだな。よほど暇なのか。 --- Patroclus Chat 29 --- Patroclus: まれびとよ、私で力になれることは? --- Patroclus Chat 30 --- Patroclus: 時なら、いくらでもある。 --- Patroclus Chat 31 --- Patroclus: とおりすがりのまれびとか… --- Patroclus Chat 32 --- Patroclus: すまないが、今は言葉を交わす気分ではない。 --- Patroclus Chat 33 --- Patroclus: まれびとよ、私にかまわず、先を急ぐことだ。 --- Patroclus Chat 34 --- Patroclus: まれびとよ、君が脱出できることを願っている。 --- Patroclus Chat 35 --- Patroclus: 旅の道中、これを役立ててほしい。 --- Patroclus Chat 36 --- Patroclus: 覇者との対決に向け、備えは万全か? --- Patroclus Chat 37 --- Patroclus: 覇者との対決に、これを役立ててほしい。 --- Patroclus Chat 38 --- Patroclus: わが同胞たちには、くれぐれも気をつけるよう。 --- Patroclus Chat 39 --- Patroclus: 正々堂々と、戦士として恥じぬ戦いを。 --- Patroclus Chat 40 --- Patroclus: すまない、今はひとりにしてもらいたい。 --- Patroclus Chat 41 --- Patroclus: みずから終わらせることのできぬ戦は、\n始めてはならない。肝に銘じておくことだ。 --- Patroclus Standoffish 01 --- Patroclus: 私にはもう、かまわないでもらいたい。 --- Patroclus Standoffish 02 --- Patroclus: まれびとよ、私はもう、戦うつもりはない。\n相手が君でも、だ。 --- Patroclus Standoffish 03 --- Patroclus: 話すことなど何もない。立ち去るがいい。 --- Patroclus Standoffish 04 --- Patroclus: ここは私の居場所だ。\n長居したいなら、よそを当たってくれ。 --- Patroclus Standoffish 05 --- Patroclus: 私にかまうなと言ったはずだが? --- Patroclus Standoffish 06 --- Patroclus: 君と無駄話に興ずるつもりはない。 --- Patroclus Standoffish 07 --- Patroclus: また君か。何か用でも? --- Patroclus Standoffish 08 --- Patroclus: なぜわからない?これ以上、私にかまわないでほしい。 --- Patroclus Standoffish 10 --- Patroclus: 君の狙いは何だ? --- Patroclus Reunion Chat 01 --- Patroclus: また会えたな。これを持ってゆくといい。 --- Patroclus Reunion Chat 02 --- Patroclus: われわれに訪れた幸いが、\n君にももたらされるよう願う。 --- Patroclus Reunion Chat 03 --- Patroclus: 近頃は、君が尋ねてくるのが楽しみだ。 --- Patroclus Reunion Chat 04 --- Patroclus: この先の戦いにおける君の勝利を願う。 --- Patroclus Reunion Chat 05 A --- Patroclus: ふたりで君の到着を待ちわびていたところだ。 --- Patroclus Reunion Chat 05 --- Patroclus: アキレウスとふたり、ただ時を過ごしていたところだ。 --- Patroclus Reunion Chat 06 --- Patroclus: アキレウスとは、積もる話があってな。 --- Patroclus Reunion Chat 07 --- Patroclus: まれびとよ、わが友の生前の戦いぶりに倣うことだ。 --- Patroclus Reunion Chat 08 --- Patroclus: まれびとよ、恐怖を捨て去り、あの扉の先へ進め。 --- Patroclus Reunion Chat 09 --- Patroclus: エリュシオンの覇者に、目に物見せてやれ。 --- Patroclus Reunion Chat 10 --- Patroclus: 君の役に立てれば幸いだ。 --- Patroclus Reunion Chat 11 --- Patroclus: 今日は、アキレウスにも、君にも会えた。 --- Patroclus Reunion Chat 12 --- Patroclus: ここで好きなだけ身体を休めていくといい。 --- Patroclus Reunion Chat 13 --- Patroclus: 戦好きのわが同胞たちには、くれぐれも気をつけてくれ。 --- Patroclus Reunion Chat 14 --- Patroclus: こんな場所でも快適に感じてもらえるのなら、ゆっくりくつろいでくれ。 --- Patroclus Reunion Chat 15 A --- Patroclus: ちょうど新たながらくたが入ったところだ。\n気に入れば、持っていくといい。 --- Patroclus Reunion Chat 15 B --- Patroclus: エリュシオンは、このところ君の話題で持ちきりだ。 --- Patroclus Reunion Chat 15 --- Patroclus: エリュシオンの覇者を名乗るあの男も、\n今では、かつての人気に翳りが見える。 --- Patroclus Reunion Chat 16 --- Patroclus: 何もかも君のおかげだ。感謝している。 --- Patroclus Reunion Chat 17 A --- Patroclus: 君の根気と厚意に報いたい。 --- Patroclus Reunion Chat 17 --- Patroclus: 君に、これを渡しておこう。 --- Patroclus Gift 01 --- Zagreus: …あなたは苦しんでいます。あまり健全な対処法\nとはいえないかもしれませんが… もしよかったら、\nこれを。 Patroclus: 同情を買ってしまったようだな。戦士としての\n矜持など、とっくに捨てた身。ありがたく\n受け取るが、礼の品ぐらいは出させてほしい。 --- Patroclus Gift 02 --- Patroclus: このような高級品を私に贈るのは、捨てるも同然だ。\nいったいなぜ…?答えは聞かぬ方がよい気もするが。 Zagreus: これを飲んであなたの心が少しでも軽くなるなら、\nそれ以上の使い道なんてありません。 --- Patroclus Gift 03 --- Patroclus: ああ… これを飲めば、つかの間、\n悲しみを忘れることができる。気遣いに感謝する。 Zagreus: 礼を言うのはこっちです。ここの連中はみんな、\n出会い頭に斬りかかってきて、手柄を自慢したがる。\nでも、あなたは違いました。 --- Patroclus Gift 04 --- Patroclus: これは… エリュシオンでは、戦いの勝者だけが手に\nできる品だ。私が味わえる機会など、ないに等しい。 Zagreus: ここをうろついてる連中より、あなたにこそふさわしい品です。そんな掟は、納得いきませんね。 --- Patroclus Gift 05 --- Patroclus: なぜ…?私は君に貸しを作った覚えはないのだが。私に贈るより他に、使い道はないのか? Zagreus: 貸し借りなんて関係ありません。どうか、心を開いて\nください。この世界には、ただ、あなたの幸せを願う\n者もいるんです。 --- Patroclus Gift 06 --- Patroclus: これでまた、ほんのつかの間、苦しみから解放される。たとえ一時であっても、逃れるすべが皆無でないのは、救いだ。 Zagreus: またそんな悲観的なことを… どうか、自分を大事に\nしてください。 --- Patroclus Gift 07 A --- Zagreus: 神々の飲み物を持ってきました。あなたに\n味わってほしくて… いつも親切にしてくださるので、\n少しでも恩返しができればと。 Patroclus: アンブロシア… このような貴重な品を、なぜ私に…?\n私など、君にとっては一介の亡霊に過ぎないだろう。 Zagreus: エリュシオンであなたに会えるのを、いつも楽しみに\nしています。あなたは、ここを彷徨う他の亡霊たちとは\n違う。今度アキレウス師匠が訪ねてきたときにでも、\nふたりで味わってください。 Patroclus: そこまで言うなら… ありがたく受け取ろう。\nまったく君は… こんな振る舞いをしていては、\n「恐ろしい魔物」という悪評に傷がついてしまうぞ? --- Patroclus Gift 08 A --- Zagreus: この前贈ったアンブロシアが、見当たりませんね。\nということは… もう1本要りますね?俺がここまで\n来られたのは、あなたの助けがあったからです。\n感謝しています。 Patroclus: 私に、感謝を…?この地に送られてずいぶん経つが、\nいまだに冥界の慣習には戸惑うことも多い。君が私に\nしてくれたことを思えば、感謝すべきは私のほうだ。 Zagreus: アンブロシアなんて、たいした物じゃ…\nまあ、たしかに、手に入りにくいものではありますが…\nそんなに構えないでください。 Patroclus: 君はそうやって茶化すが、冗談で言っている\nわけではない。君への恩は一生… いや、その… Zagreus: この先、長い死後生が待っています。\nあなたの新しい人生に乾杯しましょう。\n俺のことは、ザグレウスでも“まれびと”でも、\n好きに呼んでください。 Patroclus: そういえば、正式に名乗り合っていなかったな。\n私は、パトロクロスだ。君と出会えてよかった、\nまれびと… ザグレウス。 --- Patroclus Gift 07 --- Patroclus: 私のような亡者に、このような情けは無用だが…\nありがたくいただくとしよう。 Zagreus: 初めて会ったとき、あなたは俺を襲いませんでした。\nこのネクタルは、その礼の品です。 --- Patroclus Gift 08 --- Patroclus: 単刀直入に聞こう。\nなぜ、これほどまでに私を気にかける? Zagreus: 大したことはしていません。あなたの悲しみの深さは\n計り知れない。でも、あなたを見ていると、かつての\n自分を思い出すんです。絶望の淵に沈んでいた俺に、\n決してあきらめるなと言ってくれた人がいた。それに…\nあなたも、暇つぶし程度にはなるでしょう。