--- Achilles First Meeting Alt --- Achilles: ザグレウス、顔を見られてよかった。近頃は\n多忙を極めているようだが、私で力になれる\nことがあれば、いつでも頼ってほしい。\nとはいえ、私が案ずるまでもなさそうだが。 --- Achilles Grants Codex --- Achilles: 亡者との戦いにも、じきに慣れてくるだろう。\n私とも十分稽古を重ねたが、実戦に勝るものはない。\nおまえには、これを渡しておこう。 Zagreus: これは… 師匠が大切にしていた、「冥界の書」…!\n受け取れません! Achilles: おまえには、戦いのみならず、歴史を学ぶ心も\n持ってもらいたい。空白のページを埋める仕事を、\n引き継いでほしいのだ。 --- Achilles Lounge Closed 01 --- Zagreus: 俺が不在の間に、ケルベロスが\n酒場で暴れたそうですね。\nあまり酷く仕置きされていないといいんですが… Achilles: まるで台風のあとの葡萄畑のような有様だった。\n冥王陛下は当然激怒されたが、飼い犬に怒りを\nぶつけるような方ではない。ただ、デューサは\n気の毒だ… 今、後始末に追われている。 Zagreus: やっぱりそうですか… デューサのことは、\n気がかりでした。ただでさえ、父上に\nいつクビにされるかとビクビクしてるのに… --- Achilles Ghost Admin Progress 01 --- Achilles: 最近、館が活気づいてきたように思う。\n古い設備は修繕され、新たな調度品も増えた。\nすべては、おまえの計らいだな? Zagreus: たいしたことはしてませんが、師匠に気に入って\nもらえたなら、よかった。俺は発注するだけで、\n改装作業自体は、宮大工任せですが。 Achilles: だが、費用を負担しているのはおまえだ。この館は\n豪華だが、冥王陛下が手入れに頓着しなくなって\n久しい。住み心地がよくなり、ありがたいことだ。 --- Achilles Misc Meeting 01 --- Achilles: その調子で励め。私は生前、有能な者たちを多数\n目にしてきた。苦境に打ち勝つ素質を備えた者は、\n一目見ればわかる。私の戦いぶりをまねて、\n敵をねじ伏せろ。 Zagreus: かつての師匠のように、戦ってみせます。\nとはいえ、俺の前に立ちはだかる亡者の大半は、\n師匠の手でタルタロスに送られた者でしょうが… --- Achilles Misc Meeting 02 --- Zagreus: 中庭で武具を見つけたんですが、\n誰かからの贈り物でしょうか?\n誰に礼を言うべきか、師匠はご存じですか? Achilles: 心当たりはないが…\nもしわかったら、私から伝えておこう。 --- Achilles Misc Meeting 03 --- Achilles: ザグレウス、おまえの敵は、亡者の群れでも、\n冥王陛下でもない。この冥界そのものだ。\n足を踏み入れるたびに区画の配置が変わり、\nなんぴとも逃がさぬ仕組みになっている。\nおまえも気づいているだろう。 Zagreus: 冥界そのものが、敵… か。\n不意を突かれないよう、気を引き締めて進みます! --- Achilles Misc Meeting 04 --- Achilles: おまえの居室の外に並ぶ、封印されし武具の数々…\nあれを持ち出しても、冥王陛下は気づかぬだろう。\nあの方にとっては、兄弟、姉妹たちと肩を並べ戦った\n日々を想起させる遺物… 今となっては、見るのも\n疎ましいはずだ。おまえが引き継ぐにふさわしい。 Zagreus: かつてティタンを葬り去った武具ですね… \nうまく使えば、冥界からの脱出も叶うかもしれない。\n助言に感謝します。 --- Achilles About Fist Weapon 01 --- Zagreus: 師匠、双拳マルフォンを手に入れました。\nこの武具を身につけて以来、すさまじい闘志が\nみなぎるのを感じています。素手で戦って、\nどんな武具にも勝る破壊力を発揮できるなんて… Achilles: 素手にこそ、いかなる武具にも勝る破壊力が宿るのだ。\nすべての武具を操る力を持ち、それなしでは、\nあらゆる武具は使い物にならないのだから。\n双拳マルフォンは、まさにその証し。\nおごることなく、思慮をもって振るうことだ。 --- Achilles About Gun Weapon 01 --- Zagreus: 中庭に、また別の武具が現れました。\nエクサグリフ… まさか実在したなんて… Achilles: 実在せぬほうがよかったかもしれない… 生者だった頃、\n敵勢の手にあんな武具があれば、私はもっと早く冥界\n送りとなっていただろう。炎の女神ヘスティアが携えた\n日から、ずいぶん経つ。鍛錬を積んだおまえのこと、\n彼女と同様、巧みに使いこなしてくれることを願う。 --- Achilles About Quest Log 01 --- Achilles: ザグレウス!「運命を記した書」を旧書庫より\n持ち出し、自室に持ち込むとは…!いったい何を\n考えている!?ハデス様に気づかれたら、\nどうなっていたことか…! Zagreus: 俺はあくまで、宮大工から振られた仕事を\nこなしただけですよ。\nそれに、書庫にしまいっぱなしじゃ、\n書に記された項目が一向に処理されませんから。 Achilles: その気骨は見上げたものだが… ひとつ、忠告しておく。運命の三女神は必ず、その意志を貫き通すものだ。\nとはいえ… その企てに助力してやれば、相応の見返りが得られるかもしれぬ。 --- Achilles About Boon List 01 --- Achilles: 「冥界の書」を閲覧しやすくするよう、宮大工に\n依頼を出しておいた。おまえはいまや、オリュンポスの神々に多くの知己を得た。彼らが授ける祝福の数々を\n把握するのも、骨が折れるだろう。 Zagreus: 助かります。彼らから授かる力を\n戦にうまく生かす方法については、\nいまだ修練を積んでいる途中ですので。 --- Achilles About Super Lock Keys 01 --- Zagreus: これを見てください。メガイラと戦ったあとに\n現れたんですが、いにしえの者の血のようです。\nティタンのものでしょうか? Achilles: 私の知るかぎり、そのようだな。具体的に\nどのティタンかは、定かでないが… 今は厳重に\n保管しておくことだ。やがておまえの武具たちが、\nその血を欲し、飲み干すだろう。 --- Achilles About Super Gift Points 01 --- Zagreus: 見てください!エリュシオンでアンブロシアを\n手に入れました!噂によると、絶品だそうですね。\nただ… どうやっても栓が抜けないんです。\nどうしたものか… Achilles: アンブロシア…!神々が味わう名品だ。親しき者に\n贈ることで、受け取り手だけが味わえると聞く。\nふさわしき者が現れるまで、保管しておくのが\nよいのでは?必要なければ、周旋屋に渡して\n別の品と引き替えることもできるだろう。 --- Achilles About Onions 01 --- Zagreus: ひとつ、どうしても気になっていることがあります。\n師匠はどうして、そんなにタマネギが\n嫌いなんですか?何か苦い思い出でも…? Achilles: 切れば、たちまち泣かされる。そんな怪しげな野菜を、好きになれるか?野菜を切り刻んで涙を流すなど、私はご免被りたい。 Zagreus: ちゃんと火を通して食べれば、なかなか美味ですよ? --- Achilles Post Flashback 01 --- Achilles: おまえの親戚筋に当たるオリュンポスの神々が、\nおまえを冥界から救い出さんと助力しているようだな。\nとはいえ… あの神々は、冥王陛下とは折り合いが悪い。\n彼らの意図に裏がないことを願うばかりだ… Zagreus: 父上とそりが合わないのは、俺も同じです。\nここから脱出できるなら、どんな助けもありがたい。 Achilles: それを聞いて安心した。おのれの矜持に固執する\nあまり、差し伸べられた手を取ることができぬ者を、\n数多く目にしてきた。とはいえ、警戒は怠らぬよう。 --- Achilles Flashback 02 --- Achilles: 話はあとだ。父君を待たせるな。 --- Achilles About Megaera Relationship 01 --- Achilles: ザグレウス、その顔は… 何か、思うに任せぬことがあるようだな。一目見れば、すぐにわかる。 Zagreus: いまだに地上を目指して苦戦中です。\n何度、無残な死に様をさらしたことか…\nん…?ひょっとして、メガイラとのことですか? Achilles: 彼女の態度からは察しにくいだろうが、メガイラは\nおまえを好いている。おまえには魅力があるしな。\n出会い方も、昨今の状況も、2人にとっては\n障害かもしれないが、愛しているのなら…\nおのれの心に従うことだ。 Zagreus: やめてください…\n「愛」だなんて… 口にするのもためらわれます… Achilles: 愛していないのならば、むやみに贈り物など\nしないことだ。誤解を招く態度を取ってはいけない。\n心にもない振る舞いをして、得られるものなど\n何もないぞ。 --- Achilles About Thanatos Relationship 01 --- Zagreus: いまだに地上を目指して苦戦中です。\n何度、無残な死に様をさらしたことか…\nん…?ひょっとしてタナトスとのことですか? Achilles: 彼の態度からは察しにくいだろうが、タナトスは\nおまえを好いている。おまえには魅力があるしな。\n今は関係がぎくしゃくしているかもしれないが、\n愛しているのなら… おのれの心に従え。 Zagreus: いや… ちょっと待ってください…\n俺はそんなこと、一言も… Achilles: …たしかに、おまえは一言も言っていないし、\n立ち入ったことを聞くつもりもない。タナトスは\nただの友人だと言うなら、これ以上贈り物など\nしないことだ。誤解を招く態度は控えるべきだろう。 --- Achilles About Meg And Than Relationship 01 --- Zagreus: いまだに地上を目指して苦戦中です。\n何度、無残な死に様をさらしたことか…\nん…?ひょっとして、メガイラと、タナトスと、\n俺の関係のことですか? Achilles: 私が思うに… あの2人も、おまえが各々に対し\n抱いているのと同じ気持ちのようだ。2人のうちの\nいずれか、あるいは、両方を愛する気持ちが\nあるのなら、おのれの心に従うことだ。おまえたちは\n神なのだから、それが許される。 Zagreus: いや… ちょっと待ってください…\n俺はそんなつもりじゃ… それに、自分の心に\n従ったとして、その先には何があるっていうんです? Achilles: それも心の赴くまま… 愛とはそういうものだ。\n「ここまでで十分」と思うのならば、贈り物を\n控えればいい。誤解を招く態度を取りつづける\n必要はないし、心にもない振る舞いをして、\n得られるものなど何もないのだから。 --- Achilles About Multiple Relationships 01 --- Achilles: その顔は… また何か悩んでいるな?\n私でよければ、話を聞くが。 Zagreus: …自分の気持ちが揺れてしまって、好意を抱く相手を\n 1人に絞れないときがあります。師匠は人間だから、\n愛情を注ぐ相手は1人だったんですよね…? Achilles: たしかに、人間にはそういう習慣があるが…\nおまえは、人や亡霊とは事情が異なる。\n冥界に暮らす者たちの大半は、神だ。神々の中で、\nひとりの相手と添い遂げた者など、いはしない。\n…おまえの父君を除いてはな。 Zagreus: え…?父上は、俺のじつの母親以外の女性を\n迎えたことがないんですか? Achilles: 私もハデス王について多くを知るわけではないが、\n私の知るかぎりでは、そのようだ。とはいえ、\n子が父親に倣わねばならぬという決まりはない。\nその点については、おまえも百も承知だろう? --- Achilles About Being Close With Megaera 01 --- Achilles: 最近メガイラを見かけたのだが、かすかに笑みを\n浮かべているように見えた。もしや… おまえと\n何か関係が?立ち入ったことを聞くつもりはないが… Zagreus: 正直、俺もそう期待しないわけではないし、\n実際そうなのかもしれません。\nでも… どうしてわかるんです? Achilles: 戦に出向く機会もなくなって久しい。私にも、戦場で\n敵の弱点を見抜く以外の勘が備わったということ\nかもしれない。なんにせよ、愛弟子が幸せそうで\n何よりだ。メガイラもな。 --- Achilles About Being Close With Thanatos 01 --- Achilles: タナトスがこの館に戻り、おまえの行方を探って\nいるのを見て、私はずいぶんと気を揉んだものだ。\n彼の心が乱れていると、何かと困る。\n関係を修復できたか? Zagreus: はい、おそらく。しばらくぎくしゃくしていましたが、\n今は、いろいろはっきりしたと思います。\nその… “今は”というか、“今振り返ってみると”\nというか… ああ… 俺は何を言っているんだ…? Achilles: おまえの言わんとすることは、よくわかる。私は\nタナトスに導かれて冥界へ下ったわけではないし、\n彼はおまえの父君同様、いつも多忙を極めているから、\n私も彼をよく知るわけではない。それでも、\n一目見れば、信用に足る男であることはわかる。 --- Achilles About Fury Sisters 01 --- Zagreus: 師匠、メグの妹たちに会いました。\nあまり歓迎されませんでしたが… メグによれば、\n彼女たちは館への出入りを許されていないそうですね。\n何か事情があるんですか? Achilles: 彼女たちが、その権利を得るに至っていない、\nということだ。あちらも、われわれと共にここに\n居すことを望んでいない。ハデス王は、彼女たちの\n“素質”に見合った役割を与えたまで。あの2人は\nメガイラほどの良識を持ち合わせていない。 Zagreus: …先が思いやられます。\nでも「恐怖を感じるは弱者の証し」。俺は恐れません。 --- Achilles About Thanatos 01 --- Achilles: タナトスが戻ったことは知っているな?もっとも、この館にいる間は常に鬱々とした様子だが… Zagreus: 俺が出ていくことにしたから、怒っているようです。\nあいつにとやかく言われる筋合いなんてないのに… Achilles: そう言うな。最愛の友が、気むずかし屋の父親に\n愛想を尽かし、家を出ると言うのだ。\n戸惑うなというほうが無理というもの。\nタナトスの気持ちも、少しは汲んでやれ。 --- Achilles About Zagreus 01 --- Zagreus: 冥界の書に、タナトスと俺に関する項目が\n追記されました…\n師匠は、俺が血の神だと思うんですか?\n俺は… 何の神でもありません… Achilles: 神である以上、おまえがなんらかの事象を司るのは\n間違いない。気を悪くしたのなら謝るが、おまえ自身の\n気質や、血珠を扱う能力、父君、母君といった複数の\n事実から割り出した、私なりの見解だ。 --- Achilles About Skelly 01 --- Zagreus: 師匠。ずっと気になっていたんですが、中庭に\nいつもいる妙な骸骨男は、お知り合いですか?\n以前雇っていた、下働きの者とか…? Achilles: あの者の名は、スケリーだったか。おまえが脱出を\n試みるようになって、初めて見知った者だ。生前の彼と\n面識があったのか… 思い当たる節はないが… 生前、\n私が殺めた者だろうか。あちらは私を知っていると? Zagreus: 俺にもわかりません。もともとどこにいて、なぜ今、\nここにいるのか… 師匠も、ご存じないんですね。\nニュクスも知らないと言っていた。\nせめて手がかりさえあれば… Achilles: オリュンポスの神々が、おまえの助けにと、\n送り込んだのでは?彼らはしばしば不可解な\n行いをするし、おまえに助力する者も多い。\nいずれにせよ、父君の隠密でないことはたしかだ。\nその点は心配ないだろう。 --- Achilles About Skelly 02 --- Zagreus: 中庭にいる、スケリーという骸骨男の話、覚えていますか?あいつが俺に協力しているのは、なんと、カロンの指示だったんです!俺は、みんなに助けられてたんですね… Achilles: なるほど… カロンは冥界のあらゆる事柄に関与している。さもありなんだ。おまえのことも、高く買っているだろうからな。そのスケリーという男も、カロンの信頼を得ているのならば、生前はそれなりの人物だったのだろう。 Zagreus: 生前のことは、本人に聞いてもはぐらかされてしまって… 海軍の名将か、ただの盗人か… ひょっとしたら、両方だったのかも…? --- Achilles About Nyx 01 --- Achilles: 先頃、ニュクス様と話したのだが、おまえが\nカオスについて話すのを聞いたとおっしゃっていた。\nニュクス様の親に当たる存在と、まみえたのか? Zagreus: はい。カオスは、これまでに会った誰とも違いました。\n万物の創造主である原初の存在と直に会うのは、\n正直不安でしたが… 心配なかったようです。カオスと\nニュクスは長らく疎遠になっているようですがふたりの\n間に何があったのか、師匠は知っていますか? Achilles: ある程度は。ふたりは徐々に疎遠になったが、\n少なくとも今は、互いに憎み合っているわけではない。\n親と子の関係には、しばしば起きることだ。\n断たれた絆は、二度と修復されぬこともある。\n太古より存在する原初の神々同士の場合は、特に。 --- Achilles About Nyx 02 --- Zagreus: ニュクスとカオスのことですが…\nあのふたりは疎遠になって以降、\nなぜ連絡すら取ろうとしなかったんでしょうか。\nときどきあいさつするぐらい、できたんじゃ… Achilles: そう単純な話ではないのだ。ニュクスも、世界の創造に\n深く関わっていた。カオスとの関係が良好とは\nいえなくなって以降、彼女は何人もの子を産んだ。\n争いのエリス、苦悩のオイジュス、死の宿命モロス…\n今では名を聞く機会すらなくなった者たちだ。 Zagreus: ニュクスにそんな子どもたちがいたなんて…\n本人はもちろん、ヒュプノスとタナトスからも\n聞いたことがない。やっかいそうな面々ですね。\n今はどこに…? Achilles: おそらく、地上では?とにかく、ニュクスにはみずから\n対処せねばならない問題が山積みだった。子どもたちの世話に加え、おまえの父君が現れるまでは、たった\nひとりで冥界を治めていたのだ。カオスとの関係は、\nその犠牲になったといえよう。 --- Achilles About Nyx Chaos Reunion Quest 01 --- Achilles: ニュクス様から聞いた。おまえのおかげで、\nカオスとの関係を修復できたと。原初の神々の\n断たれた絆を、難なく繋ぎなおすとは…\nおまえには驚かされてばかりだ。 Zagreus: 大したことはしていません。執務室にある旗印を使って\n闇の結晶を大量に集めただけです。ニュクスとカオスが\n互いに会いたがっているのは明らかでした。\n彼らが誰かを恋しがるなんて、よほどのことです。 Achilles: 彼らにも、愛する者を恋しく思う心はあるだろう。\nあの二神がこの世界に生じてから現在まで… その間に\n流れた時の長さと比べれば、われわれの一生など一瞬に\nすぎない。それほどの長きにわたり、想う相手と離れて\nいることが、どれほどつらいか。 --- Achilles About Theseus Extreme Measures 01 --- Zagreus: エリュシオンで、マケドニア製二輪馬車の\nタウラムダを見かけました。\n父上が、あそこへ移すことを許可したんでしょうか?\nテセウスという英雄崩れが乗り回していましたが… Achilles: あれはたしかにマケドニア製だが、ダイダロス本人の\n手で改造が施されている。地上のいかなる武具も\nかなわぬ逸品だ。テセウスか… やつは、例の仮面を\nつけていたか? Zagreus: 馬車とそろいの、黄金の仮面のことですか?\nはい、つけていましたよ。\nずいぶんと間抜けな出で立ちでしたが… Achilles: *ハハハ…* ダイダロスもそう言うだろう。あの仮面と\n衣装は、冗談のつもりで製作したと聞く。思い上がった\n愚か者が、無自覚に間抜けな出で立ちになるようにと。\nテセウスには、さぞよく似合ったことだろう。 --- Achilles About Weapon Enchantments 01 --- Zagreus: 中庭の武器庫に現れた得物は、形が変わるようです。\nどういうことなんでしょうか…?かつての持ち主を\n覚えていて、俺に合った姿に変化する、とか…? Achilles: そんなところだ。あたかも生きているかのように、\nあらゆるものを吸収する。あの武具たちの起源は\nおそらく、冥王陛下の時代以前までさかのぼる。\n持ち主を幾たびも変えたものもあり、\nおまえも最後の持ち主とはなり得ぬだろう。 --- Achilles Reveals Guan Yu Aspect 01 --- Achilles: 知ってのとおり、かつて私もおまえが帯びる武具を\n得物とし、絆を結んだことがある。当時は\nその特異な性質を真に理解してはいなかったが…\nいまだにその絆は健在で、ときおり“幻影”を見る。\nその内容を、おまえにも伝えておこう。 Zagreus: “幻影”?永遠の槍ヴァラサが、\n師匠に幻覚を見せている、ということですか?\nそれは… ちょっと不気味ですね。どんな内容ですか? Achilles: 私よりも上背のある大男が見えた。漆黒の髪に、ひげを\nたくわえた戦士… その男は、私が見たことのない姿に\n変化したヴァラサを携えていた。そして、その幻影が\n消えた後も、ある言葉が頭から離れなかった。\n*「われは見る。紅き鳳の目を通じ、そなたの姿を」。* Zagreus: *「われは見る。紅き鳳の目を通じ、そなたの姿を」*… \nどういう意味だろう… Achilles: それだけではない。遠い昔… 私は、ヴァラサを携えた\n*おまえ*の幻影を見た。冥府の武具は、おそらく運命の\n三女神が生み出したものだろう。彼女たちには、それを\n手にする宿命にある者が見え、その者に使命を与えた\nのだ。さぁ、ヴァラサを探し、その言葉を唱えよ。 --- Achilles Reveals Guan Yu Aspect 02 --- Zagreus: 前に教えてもらった言葉をヴァラサに唱えたら、\n見たことのない形状に変化したヴァラサの幻影が\n見えました。立派な衣に身を包んだ「関羽」という名の\n戦士が携えていました… 師匠が見た幻影と同じです。\nギリシャ人の名前ではないようですが… Achilles: 関羽がどこの誰で、いつの時代の者なのかも不明だが、\n運命の三女神には何らかの意図があり、おまえと引き\n合わせたのだろう。この件に関して、私の役目はここ\nまでのようだ。ヴァラサには私も生前世話になったし、\nそれは今でも変わらぬ。恐怖に屈せず、突き進め。 --- Achilles About Arthur Aspect 01 --- Zagreus: 師匠、スティギウスの、秘された態を発見しました。ニュクスから教わった言葉を唱えたら、鎧に身を包んだ軍勢を率いる、人間の指導者のビジョンが見えた… 彼の名は、「アーサー」。未来の光景だったようです。 Achilles: 未来に現れる人間の指導者が、その剣を?冥府の\n武具は、じつに摩訶不思議だな。いずれにせよ、\nおまえとスティギウスの間には、堅い絆が\n生まれているようだ。 --- Achilles About Rama Aspect 01 --- Zagreus: 心追いの弓の、秘された態を見いだしました。\n女神アルテミスがじきじきに、覚醒の呪文を\n授けてくれた。コロナハトは、過去あるいは未来に、\n「ラーマ」という名の者の得物となるようです。\n神々の内でも並ぶ者のない、弓の名手だとか… Achilles: 弓の腕について、「並ぶ者なき名手」を自任する者は、\n枚挙にいとまがない。とはいえ、古の武具が見せた\n幻影なら、確かなのだろう。その「ラーマ」が\nコロナハトを手にするとき、おまえと同様、\n賢く扱うことを願いたいものだ。 --- Achilles About Beowulf Aspect 01 --- Zagreus: 混沌の盾の、秘された態を発見しました。カオス本人が覚醒の呪文を教えてくれて… いつかの未来に、鎧を\n着込んだ戦士「ベオウルフ」を、あらゆる危険から守る盾のようです。ドラゴンの攻撃すらしのぐそうですが… 人間が、あの怪物と渡り合えるものでしょうか。 Achilles: 世界には多様なドラゴンが棲むと聞く。\nものによっては、人間でも太刀打ちできよう。しかし…\n見事な発見だ。「ベオウルフ」は、守りの武具を大いに\n活用するようだな。私は動きやすい装備を好むが、\n戦士にはそれぞれ得手とする戦術があるものだ。 --- Achilles About Gilgamesh Aspect 01 --- Zagreus: ミノスの雄牛のおかげで、双拳の秘された態を、\nまたひとつ知ることができました。古の神王\n「ギルガメシュ」が携えたものだそうですが、\n聞き覚えは?彼にも半獣の友がいたそうで、\nアステリウスとテセウスに通じるものを感じます。 Achilles: ギルガメシュ… 聞き覚えこそないが、来し方あるいは\n行く末に、冥府の武具を所有する者であることは、\n確かだろう。それはそうと、ミノスの雄牛が、\nなぜおまえに協力を?その者は、エリュシオンの\n先へ進む道をふさぐ敵手ではなかったのか? Zagreus: アステリウスのテセウスへの忠誠心は揺るぎなく、\nいざ戦う段になれば、いつも全力でぶつかってきます。\nでも彼は、敵への敬意も忘れない男です。\n相方とは大違いだ。 --- Achilles About Lucifer Aspect 01 --- Zagreus: アダマント電磁砲の、秘された態を見つけました。\n最高神ゼウスみずから、目覚めの呪文を\n授けてくれたんです。「ルシファー」という\n有翼の男の態で、彼もまた、父親に反旗を\n翻したんだとか。結果が気になりますね… Achilles: なるほど… それはおそらく、オリュンポスの神々が\nティタンたちを襲った日より、さらに古い時代の出来事\nだろう。しかし、有翼にしろ無翼にしろ、ルシファー\nという名の男に覚えはない… おそらく、彼の父親への\n反逆は、失敗に終わったのではないだろうか。 --- Achilles About Legendary Aspects 01 --- Zagreus: 冥府の武具の、秘された態を全部発見して、ずっと\n気になっていたことがあります。関羽、ギルガメシュ、\nラーマ… これらに、共通点があるようには思えない。\n彼らが選ばれた理由は、なんだと思いますか? Achilles: 本当のところが知りたければ、運命の三女神に\n直接尋ねるよりほかないだろう。私も、おまえが\nなぜ私の態を見いだしたのか、不思議に思っている。\nおまえは、なぜだと考える? Zagreus: 師匠は生前、勇名を馳せた偉大な戦士でした。\n世界を変える力を持つ武具の使い手として、\n運命の三女神に選ばれて当然じゃないでしょうか。 Achilles: たしかに、私は生前、名の知れた戦士だった。\n「悪名高い」と言ったほうが正確だが。…冥府の\n武具は、おのれの名を高らしめたいのでは?\nみずからの使い手たちに、「銘品」として末永く\n記憶されんとしているのではないだろうか。 Zagreus: …つまり、師匠が考えるこの武具たちの狙いは、\n“広く名を知られて、自分の武勇伝を語り継がせること”\nだと…? --- Achilles About Achilles Aspect 01 --- Zagreus: ヴァラサは、師匠が生前、携えた槍だったんですね。\n師匠の態を使ってみました。柄を握った瞬間、\n戦を求めてひときわ血が騒ぐのを感じた。\nきっと、師匠の闘志を受け継いでいるからでしょう。 Achilles: 闘志に溺れれば、私のように身を滅ぼす。くれぐれも\n留意することだ。その槍は、わが恩師ケイロンが餞別に\nくださったもの。生前ずいぶん世話になったが、\nケイロン師もまた、同じ警告をされた。\nおまえは、くれぐれも師の言いつけを守るように。 --- Achilles About Chiron Aspect 01 --- Zagreus: じつは… 心追いの弓コロナハトの態のひとつに、\nケンタウロスのケイロンのものがあるんです。\nそれはつまり、彼が携えたことがあった、\nということですよね?\n師匠がケイロンの弟子だった頃は、どうでしたか? Achilles: ケイロン師が…?師の弓は、太陽のように光輝き、\n狙った的は決して外すことがなかった。単に師が弓の\n名手であるがゆえと思っていたが… 私に長槍ヴァラサを\n授けた師のこと、コロナハトを携えたことが\nあったとしても、不思議ではない。 --- Achilles About Mirror 01 --- Achilles: あそこに鏡を置いてくれたのは、おまえだな。\n大広間の様子がよく見えて、とても助かっている。\n礼を言わせてほしい。 Zagreus: よろこんでもらえたなら、何よりです。\nこの廊下の警備を任されていては、\n自由に動き回ることもままならないでしょう。 Achilles: ああ。ここは特に厳重に見張る必要がある。\nそこの扉から亡霊が1人でも逃げ出しはしないかと、\nおまえの父君は今も気が気でないのだ。 --- Achilles About Warrior Statue 01 --- Achilles: 見事な像を造らせたな。こうして持ち場に立っていると常に視界に入ってくる。偉大なる英雄ヘラクレスの像を眺めつづけるのも、そう悪いものではない。 Zagreus: ヘラクレスは史上最強の半神といわれていますが、\n師匠ならきっと倒せたでしょう。\nあの巨体では、師匠のすばやさにかないっこない。\n実際に会ったことはありますか? Achilles: 一度だけ、ほんの一瞬だが。あの男は生者だった頃、\n私よりも悲惨な最期を遂げた。その後わずかな時を\n冥界で過ごしたが、オリュンポスの神々の寵愛ゆえに、\n特例が認められたと聞く。 --- Achilles About Office Backstory 01 --- Zagreus: どうやら、執務室に出入りする権限を\n買い戻せるようです。あんなところ、\n二度と入りたいとは思いませんが…\n出入りできると、何か利点があると思いますか? Achilles: 誰しも、「入るな」と言われると、入りたくなる\nものでは?とはいえ、実利的な点を挙げるなら、\nあの部屋に保管されている文書や記録が、\n今後なんらかの役に立つこともあり得るだろう。 --- Achilles About Legendary 01 --- Zagreus: 冥友を譲ってくれて、ありがとうございます。\n師匠とパトロクロスが共闘している姿を見て、\n胸が熱くなりました。師匠は、もう戦場に出ることは\nないと言っていましたが… Achilles: たしかに、パトロクロスと再会する前に、そんなことを言ったな。だが今は、ふたり肩を並べておまえに\n助力できることをうれしく思う。多少は役に立てたか? --- Achilles Vs Hades 01 --- Zagreus: 師匠が俺の脱出を手助けしていることが父上に知れたら\n相応の罰が下るはずです… 俺は、それが心配で… Achilles: 案ずるな。私が生前に戦で殺めた者たちの処理で、\n冥王陛下は当分お忙しい身だ。それに、陛下が私から\n奪えるものなど、もう何もありはしない。\nそういう取り決めを交わしたのだ。 --- Achilles Vs Hades 02 --- Zagreus: 師匠、父上がものすごい剣幕で怒っています…\n師匠に裏切られたと… 師匠に何かあったら、\n俺はどうしたら… Achilles: たしかに、私は父上の意にそぐわぬ選択をした。だが、\n私の身に何が起きようと、おまえは決して、みずから\n定めた道を曲げてはならない。おまえが脱出を試みて\nいることも、その結果起きることも、すべて起こるべく\nして起こっているのだ。恐怖に屈してはならない。 --- Achilles Vs Aphrodite 01 --- Zagreus: 女神アフロディテから、師匠への言付けを\n預かっています。彼女の心は師匠のものだと。\n彼女が起こした戦で、師匠がすばらしい働きをしたと\n言っていました。 Achilles: そうか。私が思うに、アフロディテは神々の中で\n最強だ。彼女の力は、われわれ人間をあらゆることに\n駆り立てる。愛、戦… ときにはその両方へと。\n言付け、しかと受け取った。 --- Achilles Vs Artemis 01 --- Zagreus: 女神アルテミスから、言づてを預かっています。\nあなたを崇拝してるそうですよ。\n俺も、もっともだと思います。 Achilles: 狩猟の女神が、そんなことを?うれしいお言葉だ。\nとはいえ、お褒めいただいているのはかつての私。\n今の落ちぶれた姿を見れば、さぞ失望されるだろう。 --- Achilles About Daedalus 01 --- Zagreus: 師匠は、ダイダロスの霊に会ったことはありますか?\n彼が振るった伝説の槌を何度か見かけましたが、\n本人の影はどこにもない… Achilles: 私も、姿を見たことは一度もない。おまえの父君の\n命を受け、冥界の建設と改築の仕事で常に多忙を\n極めていると聞く。大工道具がそこかしこに\n置き去りにされているのも、そのせいだろう。\n槌を見つけた際には、うまく役立てているか? --- Achilles About Gifting Gods 01 --- Zagreus: 師匠は生前、神々に祈ることはありましたか?\n供物を捧げたことは…? Achilles: 私が祈りを捧げる相手は、いつも母親だった。おのれの言葉に神々が耳を傾けるとはどうしても思えず、彼らに声が届くはずもないと思っていた。だが、供物を捧げたときだけは別なのかもしれない。彼らの助力は、\n役に立っているか? --- Achilles About Demeter 01 --- Achilles: ザグレウス、浮かない顔をしているな。\n何か心配事でも? Zagreus: 女神デメテルに会ったのですが… 彼女から受けた\n祝福の力は、あらゆるものを凍てつかせ、\n生気を奪いました。戦では心強いことですが、\n彼女が司るのは、果物だの穀物だの野菜だのだと\n思っていたので… 正直、意外というか… Achilles: いかなる神も、畏怖の対象。デメテルは命を与える\n女神であると同時に、奪う者でもある。もっとも、\n今は後者に傾倒しているようだが。デメテルは\nオリュンポスで最年長。冥王陛下は忌み嫌っているよう\nだが、理由はわからない。おまえも用心することだ。 --- Achilles About Dusa Firing 01 A --- Zagreus: ニュクスとデューサに、何があったんですか?\nデューサは、本当に館を去ったんですか? Achilles: ニュクスがデューサに暇を出した。私も驚いている。\nおまえがデューサをひいきにしていたことは、\n承知している。ニュクスは彼女が仕事に\n没頭しすぎることを懸念していたが… \nまさかここまで極端な手段に出るとは… Zagreus: 仕事に没頭しすぎる…?そんなことが理由の\nはずがない。きっと俺のせいだ。ニュクスはデューサに\n俺と口を利くなと言い含めていました。\n身分だの、立場だの、くだらない理由で…\nクソッ… どうすれば… Achilles: 私は詳細を把握していないし、その様子だと、\nおまえも同様だろう。ニュクスはおまえを慈しみ、\nおまえの気持ちを尊重している。おまえがこの件を\nどう感じているか、本人に直接伝えるのが得策では? --- Achilles About Dusa Re Hiring 01 --- Zagreus: 師匠、もうご存じですよね?\nデューサが戻ってきました。\nニュクスが考え直してくれたようです。 Achilles: そのようだな。私もうれしい。しかも、\nよく休んだせいか、デューサは以前より生き生きと\nしているようだ。不本意なすれ違いではあったが、\n悪いことばかりではなかったのでは? --- Achilles Run Progress 01 --- Achilles: ついにアスポデロスまで到達したようだな。 Zagreus: 耳が早いですね。何か、気になることでも…? Achilles: 愛弟子ががんばっているようで、私もうれしい。\nそれだけだ。 --- Achilles Run Progress 02 --- Achilles: しばらくぶりだな、ザグレウス。\nついにエリュシオンまで昇り詰めたか。 Zagreus: はい。でもあそこは、死してなお\n戦いを求める戦士たちの巣窟でした。\n想像していた場所とは、まるで違った… Achilles: 冥王陛下は、おまえと戦うことを望んでやまない\n者たちを選りすぐった。報酬も相当な額だろうが、\nその役目を担う栄光こそが、彼らを駆り立てるの\nだろう。あの者らの身を滅ぼしたのもまた、\nそうした自尊心なのだが。 --- Achilles Run Progress 03 --- Achilles: ケルベロスの姿が見えなくなって久しい… 冥王陛下の\n計らいで、また以前のように、地上近くで番犬の役目を\n負っているようだ。おまえと戦うような事態に\nならなければいいが… Zagreus: ケルベロスとはもう、上で出くわしました。\nあいつは父上の飼い犬ですが、俺に牙をむいたことは\n一度もない。父上の思惑どおりにはいきませんよ。 --- Achilles About Styx Foes 01 --- Achilles: ザグレウス… あまり元気がないようだが、\n何か悩みでも?差し支えなければ、私が話を聞こう。 Zagreus: なんでもありません。ただ… 今回、神殿で初めて、\n生者の命を奪いました。相手はサテュロスと\n害獣でしたが、亡者どもをタルタロスの深淵へ\n送り込むのとは、わけが違って… Achilles: 命限りあるものは皆、脆弱だ。生きてゆくこと自体が\n苦しみであり、いつかその挑戦も挫かれ、冥界へと\n送られる。しかし、いかなる者でも、死すれば皆、\nこの冥界に迎え入れられる。サテュロスや\n害獣であってもだ。 Zagreus: そうですね… 生者は皆、死後はここへ\n迎え入れられる… 死んでそれがわかったとき、\n命限りある者たちはさぞ安心するしょう。 --- Achilles Run Not Cleared 01 --- Achilles: 冥王陛下が、正装で館を出てゆかれた。\nついに父君と対決したのだな?こうして館に\n戻ったということは… 勝利はかなわなかったか。\nとはいえ、じつに惜しかった。 Zagreus: はい… でもこれで、ステュクス神殿まで昇り詰めて外へ出ると、何が待ち受けているかはわかりました。 Achilles: 気を落とすな。私の弟子は、おまえだけだ。\n陛下もしょせんは、ただの神。…失敬。\n反逆罪に当たる発言だが、目をつぶってほしい。 --- Achilles About Persephone Meeting 01 --- Zagreus: ついに会えました…!じつの母に…!生きていました。\n元気そうでした。でも… 俺は地上で長く過ごせなくて…\nだからもう一度、会いにいかないと…! Achilles: ついに地上に到達したか… では… 父君をも倒した\nということだな。見事だ。母君は、どんな方だった?\n地上で長く過ごせないとは、いったいどういうことだ? Zagreus: 母は… 父上とはまるで違って、どちらかというと、\n師匠に似ている印象でした。ただ… 俺は、地上にいると\n生気を失ってしまうらしいんです。冥界のように\n亡者たちが襲ってくることこそありませんが、\n地上に長くとどまれば、やがて命が尽きてしまう… Achilles: とはいえ、束の間でも母君と過ごすことは叶った\nのだな?その口ぶりだと、まだやり残したことが\nあるのだろう。一度到達できたのならば、きっと\n再訪は叶うはずだ。 --- Achilles About Persephone Meeting 02 --- Achilles: 戻ったか。今回は長旅だったようだな。\n進展はあったか? Zagreus: 母上に再会できました。また少し話せましたが、\nまだ聞きたいことが山ほどある。\n父上がすんなり地上へ行かせてくれればいいんですが… Achilles: おまえならきっと、再び脱出してみせると信じていた。\n何をすべきか、自分でも理解しているはずだ。\n幾度でも、必要なだけ母君を訪ねればいい。\n数々の疑問への答えもまた、おまえが\n探し求めてきたものに他ならない。 --- Achilles About Persephone Meeting 03 --- Achilles: こたびの件、私も疑問に思っていることがある。\n差し支えなければ、聞いてもかまわないだろうか。\nおまえの母君は… なぜ、おまえを置いて、\nここを去った? Zagreus: 俺を死産したと思ったからです。ニュクスの手で\n蘇生されたときにはもう、母上は冥界を去っていた。\nそして、ニュクスも父上も、連れ戻そうとは\nしなかった。理由は、俺もまだ探っているところです。 Achilles: なんという悲劇… しかし、そうした経緯があったの\nならば、説明はつく。私も、憶測だけで物を語る\nつもりはない。いまだ残る疑問への答えは、\nおまえがきっと、探り当てるだろう。 --- Achilles Run Not Cleared 02 --- Achilles: ザグレウス。その後、母君には再会できたか? Zagreus: いえ… 父上に阻止されました。\nクソッ… いったいどうすれば…! Achilles: 焦ってはいけない。一度成し遂げたのだから、\n必ず、再び突破できる。ちなみに父君は、\n何事もなかったかのように振る舞っている。\n希望を捨てるな。おまえは、十分な力量を備えている。 --- Achilles Run Cleared 01 --- Zagreus: 最近、俺と父上が“やりあった”件の顛末について、\n館の者たちは噂していませんか?その… \nあまり“穏やかでない”件です。「俺が勝った」と\n言ってまわりたくて、ウズウズしてるんですが… Achilles: さて、なんのことやら。現在この館では、噂をすることすら禁じられている事柄がある。とはいえ、ここだけの話… 見事な勝利だ。私もうれしく思う。 Zagreus: ありがとうございます、師匠。正直、自分でも\n信じられない気持ちです。でも当面は、\nこの件は口外しないと約束します。周りから常に\n持ち上げられていないと自尊心を保てないような\n男には、成り下がりたくありませんから。 --- Achilles Post Ending 01 --- Achilles: 女王がご帰還された… ついに、成し遂げたのだな!\nこれからじっくり、親子の絆を深めてゆくことだ。\nおまえの冥界脱出についても、正式な任務として\n認められたと聞く。 Zagreus: はい。少なくとも当面は、行く手を阻む亡者たちを\n倒しながら、地上を目指しつづけます。\nいい息抜きになるし、ヒュプノスの言葉を借りれば、\n間接的とはいえ、冥界をよりよい場所にするために\n一役買えます。 Achilles: では、今後は私も、冥界公認の任務として、\nおまえに協力できるということだな。楽しみだ。\nおまえと御両親の関係も、さらに良好なものと\nなってゆくことを願っている。 --- Achilles Post Ending 02 --- Zagreus: 師匠… 俺が父上の私室に入れるよう取りはからって\nくれたせいで、面倒に巻き込まれていませんか…? Achilles: 気にすることはない。私も危険は承知の上だったし、\n父君も目をつぶってくださった。とはいえ… まさか、\nいつでも自由に出入りする許可を得てしまうとは… --- Achilles Post Epilogue 01 --- Achilles: 家族団欒の宴は、どうだった?万事うまくいったか? Zagreus: はい。正直、俺も不安でしたが… なんだかんだで\n楽しかったですし、うまくいって本当によかったです。\n師匠も、楽しんでくれましたか? Achilles: 愉快なひとときだった。宴に招かれたのは、\n地上で戦に明け暮れていた頃以来だ。\nおまえの母君は、なかなか弁の立つお方だな。\nおかげで皆、楽しげに会話を弾ませていた。 Zagreus: 本人も、自分の大胆さに驚いたんじゃないかと\n思います。母上がみずからの力を自覚していたら…\nもっと早くオリュンポスの神々に働きかけていたら…\n避けられた問題も多かったはずです。 Achilles: それは、言っても詮ないことだ。ニュクス様によれば、\n母君にも事情があったとのこと。万事知り得た上で行動\nできることなど、ありはしない。ある程度の憶測と、\nおのれの良心に従うしかないのだ。母君がこのような\n結果を出せたのは、ひとえに、おまえのおかげだ。 Zagreus: 俺の…?それは違います。俺だって、さんざん\n助けてもらった。特に、師匠の助けがなければ\n無理でした。せいぜい、壊れた椅子の脚で敵を\n殴りつけるぐらいが関の山でしたよ。 Achilles: それは、さぞ恐ろしい椅子の脚になったことだろう!\nじきにまた、地上を目指すのだろう?\nおまえが“脱獄防止設備の点検任務”に当たる際は、\n今後もオリュンポスの神々がよろこんで\n助力してくれるだろう。 Zagreus: はい。では、俺はそろそろ。\n近いうちに、また会いにきます。 --- Achilles Post Epilogue 02 --- Achilles: おまえが成し遂げたことは、間違いなく、偉業だ。\n実年齢はさておき、見た目どおりの若者だとして、私がおまえぐらいの年の時分には、栄光をつかみ歴史に名を刻むことしか頭になかった。その結果が、これだ。\nおまえは、私などよりずっと聡い。 Zagreus: 師匠は、自分が栄光をつかんだとは思って\nいないんですか?\n俺はただ、身内のいざこざを収めただけです。\nでも師匠は、戦の形勢を逆転させてしまった… Achilles: くだらん戦だ。栄光は、真に追い求める価値のある\nもののため、捨て身の努力をした者にもたらされる。\n栄光をつかむこと自体が目的にすり替わっては\nならない。私に言われるまでもなく、おまえは\n悟っているだろう。 Zagreus: 俺が結果を出せたのは、師匠の指南と助言の\nおかげです。弟子をひとかどの戦士に育て上げることを\n「真に追い求める価値のあるもの」とするなら、\n師匠も栄光をつかんだことには、ならないでしょうか? --- Achilles Codex Progress 01 --- Achilles: 冥界の書を持ち歩いてくれて、ありがたい。私には\n館での務めがあり、かつてのように自由に出歩くことも\nままならぬからな。 Zagreus: 自分のためでもあります。俺も、これまで\n館の外へはほとんど出たことがなかったので。 --- Achilles Codex Progress 02 --- Achilles: 「冥界の書」の項目が、かなり充実してきたようだな。おまえに任せてよかった。私が生きていた頃は、冥界の話など誰も信じようとしなかったものだ。 Zagreus: でも、死んで冥界に送られたらどうなるか、\n地上でも噂を聞くことぐらいはあったんじゃ…? Achilles: たしかに、皆おまえの父君を恐れているし、おまえの\n飼い犬も恐怖の対象だ。だがそれ以外の事柄については\nほぼ知られていない。人間たちが抱く恐怖も、\nいわゆる「知り得ぬことへの恐怖」にすぎないのだ。 --- Achilles Codex Progress 03 --- Zagreus: 師匠… 「冥界の書」に、師匠が生前ともに過ごした\n人物に関する記述があったんですが… Achilles: あれは… あくまでも私的な記述だ。当初は、\n「冥界の書」を私以外の者に見せるつもりはなかった。\n私の過去については、わざわざ他者に語るまでも\nないこと。すまない… 今は勤務中につき、失礼する… --- Achilles Codex Progress 05 --- Zagreus: 「冥界の書」で、ひとつ気になることが… どの項目も\n師匠の言葉で記されてますが、俺が特定の“所作”を\nすることで、内容を“読み取る”ことができる。\n人間の書籍はみんな、そういうものなんですか? Achilles: 私はこの冥界で、長い時を過ごしてきた。その間に、\n私の記した知識も、私の一部となってしまったのだ。\nある意味、この槍と同じといえよう。\nとはいえ、時とともに、そのつながりも薄れる。\nそうやって、私の知識はおまえに引き継がれるのだ。 --- Achilles Codex Progress 06 --- Achilles: 先頃、不思議な感覚を覚えた… 差し支えなければ、\n「冥界の書」を見せてもらえるか…? Zagreus: もちろんです。自分なりに励んだつもりで… あと少しで完成しそうです。 Achilles: これは… すでに完成している…!\n冥界のすべてが… 私が知り、感じたことのすべてが、\nつぶさに記録されている! Zagreus: でも、世界にはまだまだ知るべきこと、\n感じるべきことがたくさんある。…ですよね? --- Achilles Mystery Door 01 --- Zagreus: 師匠、父上の私室ですが…\nこっそり入れてもらうわけにはいきませんか?\nどうしても中を調べてみたいんですが。 Achilles: おまえのためならどんな助力も惜しまないが、あいにく\n私は、持ち場を離れることができない。だが、\nあの部屋に何か変わった様子があれば、必ずおまえにも知らせよう。 --- Achilles Drinking 01 --- Achilles: ザグレウス。ともに一献… と言いたいところだが、\nおまえには為すべきことがあり、酒精は\n五感を鈍らせる。それが功を奏すことも多いが…\nおまえの場合は、そうもゆかぬな。\nいまは独り酒を楽しむとしよう。 Zagreus: はい、またの機会に、ぜひ。じきに出発しますが、その前に会えてよかったです。 --- Achilles Backstory 01 --- Zagreus: 師匠は、パトロクロスと親しかったんですよね?彼とのことを、詳しく聞かせてもらえますか? Achilles: 「親しい」などという言葉では足りない。彼と私の\n遺灰は、地上のどこかに、共に埋葬されている。\n彼を、心から愛していた。しかし彼は、あまりに早く\n旅立ってしまった。 Zagreus: なら、今はこの冥界のどこかにいるはずですよね?\n探してみましたか?父上に尋ねたことは? Achilles: もちろん探したとも。だが、事はそう単純では\nなかった。冥界がどんな場所か、おまえもその目で見た\nだろう。ただ前へ進むことすらままならない… おまえが\n地上を目指すうちに、彷徨う亡霊の中にパトロクロスを\n見かけたら… 私が案じていたと伝えてもらえるか? --- Achilles Backstory 01 B --- Zagreus: でも今は、ふたりとも冥界にいます。\n探しにいったらどうです?父上に掛け合って、\n契約の条件を変更してもらう、とか… Achilles: ハハ… 無論、探してみたとも。だが、事はそう\n単純ではなかった。おまえが地上を目指すうちに、\n彷徨う亡霊たちの中にパトロクロスを見かけたら…\n根気よく語りかけてみてもらえるか? --- Achilles About Patroclus 01 A --- Achilles: ザグレウス、その顔は… 考えごとか?\n何かあったのか? Zagreus: エリュシオンで、ある亡霊に会いました。\n師匠を知っていると… 師匠に会いたいと言っていた。\nパトロクロスという名の男です。 Achilles: パトロクロス…!その者とは、たしかに知った仲だ…\nどんな様子だった? Zagreus: …あまり元気そうには見えませんでした。\nもしまた会えたら、何か伝えてほしいことは、\nありますか? Achilles: …では、「いつもおまえを想っている」と。だが、\n私があの者と会うことは叶わない。理由はどうか、\n聞かないでほしい。すまないが、しばらくひとりに\nしてもらえるか。 --- Achilles About Patroclus 01 B --- Zagreus: エリュシオンで、ある亡霊に会いました。師匠の\nご友人の、パトロクロスです。正直、あまり\n元気そうには見えなかった…もしまた会えたら、\n何か伝えてほしいことは、ありますか? Achilles: なんと…!では、「いつもおまえを想っている」と、\n伝えてもらえるか?だが、私があの者と会うことは\n叶わない。理由はどうか、聞かないでほしい。\nすまないが、しばらくひとりにしてもらえるか。 --- Achilles About Patroclus 02 --- Achilles: ザグレウス、ひとつ断っておく。おまえが\nエリュシオンで出会ったと言っていた亡霊に関しては、\nくれぐれも他言しないでもらいたい。 Zagreus: わかりました。でも、なんとか力になれませんか?\nせめて事情を話してもらえれば、\n俺も何かしら動きようがあるかもしれない。 Achilles: 私が身まかったのは、彼のためなのだ。パトロクロスは\n私より先に、私のせいで、命を落とした。怒りに\n駆られた私は、すぐにあとを追い、英雄として冥界に\n迎えられた。冥王陛下みずからエリュシオンへ案内して\nくださったが、私はそれを望まなかった。 Zagreus: 師匠は、パトロクロスに会いたかったんですね。\nでも彼はいまエリュシオンにいて、かたや師匠は… Achilles: 私は、冥王陛下との間に契約を結んだ。パトロクロスは\nエリュシオンに、私はこの館に暮らす… 申し分ない\n取り決めだと思った。ただし、これは特例ゆえ、他言は\n許されない… すまないが、今話せるのは、ここまでだ。\n続きは、またの機会にでも。 --- Achilles About Patroclus 03 --- Zagreus: 師匠が父上と結んだ契約について、もう少し詳しく\n教えてください。パトロクロスとは、\n本当にもう、二度と会えないんですか? Achilles: 今から話すことは、くれぐれも内密に頼む。私は\nパトロクロスに、不自由なく暮らしてほしかったのだ。\nどだい、彼とは二度と会えぬ定めだった。\n彼は、エリュシオンに送られるはずではなかったのだ。 Zagreus: 俺の権限で、なんとかできるはずです。\nパトロクロスだけじゃなくて、師匠のためにも… Achilles: おまえには、なすべきことがある。パトロクロスにも\n私にも、時は無限にあるのだ。今はただ、\n時が過ぎるのを待てばよいだけのこと。気持ちは\nありがたいが、今はこの件を冥王陛下に持ちかける\nことは控えてほしい。事態を悪化させる恐れがある。 --- Achilles About Patroclus 04 --- Zagreus: 例の、“エリュシオンで出会った戦士”ですが…\n俺の目には好人物に見えました。ただ… 生前から、\nあんなふうにふさぎがちだったんでしょうか? Achilles: いや。どちらかと言えば、ふさぎがちなのは私のほう\nだった。彼は私を脅威と見なさない、数少ない人間の\nひとりだったのだ。私の中の、自分でも気づかずにいた\n一面を引き出してくれた。ともにいると心が安らぎ、\n本来の自分を取り戻せた。 Zagreus: 俺はいつも落ち着きがないので、想像もつきません。 Achilles: パトロクロスは、たびたび皮肉めいた冗談を口にする\nような、年の割に世間ずれした印象の男だった。\nあの男ならきっと、この苦しみも乗り越えると\n信じている。エリュシオンでなら苦しまずに暮らせると\n思ったのだが… まさに皮肉とはこのことだ。 --- Achilles About Patroclus Backstory 01 --- Zagreus: 師匠にとって、思い出すのはつらいことでしょうが…\n師匠とパトロクロスの命を奪った戦で、\n何があったんですか?パトロクロスが言っていました。\n師匠が、戦うことを拒んだと。 Achilles: あの男の命が尽きるまで、私は参戦を拒んだ…\n込み入った話だ、続きは酒場でゆっくり話そう。 Achilles: …私は愚かな王に仕えていた。愚かな王のために戦う\n気には、なれなかった。だが、パトロクロスはいつも、\n私とは物の見方が異なっていた。難局こそ好機と、\n私の鎧を身につけて私に成り代わり、同胞たちを\n率いて戦に赴いた。彼は勇敢に戦った… が… Zagreus: 師匠はその戦で何が起きたかを知って、パトロクロスの仇を討ったんですね… Achilles: 最後は私も倒れることになったが、その前に復讐は\n遂げた。その後まもなく、戦は幕を閉じた。戦を手早く収束させる方法が、一度に多数の命を奪うこととは…\n矛盾にもほどがある。当時の私は、それにすら\n気づいていなかった。 Zagreus: ひょっとして師匠は…\nあえて死に身をゆだねたんですか?\n冥界でパトロクロスと再会するために… Achilles: …わからない。私は怒りに駆られていた。だがそれも\n冥界に来てまもなく収まり、虚しさだけが残った。以後\nパトロクロスと会うことは二度となかったが、私の遺言\nどおり、私の遺灰はあの男の遺灰と共に収められたと\n聞く。…以上が事の顛末だ。…馳走になったな。 Achilles: そろそろ持ち場に戻るとしよう。\nザグレウス、あの戦については、\n二度と私に尋ねないと約束してほしい。頼んだぞ。 --- Achilles About Patroclus 05 --- Achilles: 最近、エリュシオンで例の戦士に出会うことは\nあったか?もし出会ったなら、どんな様子だった? Zagreus: 師匠が話してくれたこと、彼はほとんど\n知らなかったようです。師匠と彼が、\nそれぞれ今の居場所に送られたいきさつとか… Achilles: あの男に話したのか…!?\nなぜ先に、私に許可を取らない!?\n具体的には、何を言ったのだ…? Zagreus: す… みません… ふたりの遺灰のこととか、例の契約の\nことです。頼まれたとおり、「師匠はいつもあなたを\n想っている」と伝えたら、向こうはまるで信じて\nくれなかった。父上に内緒で、とは言われましたが、\n彼にも黙っていろとは、聞いていません。 Achilles: …私が言葉不足だった。いや、余計なことを話すべき\nではなかった。向こうがそのような反応だったなら、\nかまわない。取り乱してすまなかった。あの男を…\nわれわれのことを、気に掛けてくれて、感謝している。\nただ… くれぐれも慎重に行動してほしい。 --- Achilles About Myrmidon Reunion Quest 01 --- Zagreus: エリュシオンで出会った例の戦士から、師匠に言づてを預かっています。ただひと言、「すべてを賭けろ」と。 Achilles: …「すべてを賭けろ」?その男が、そう言ったのか? Zagreus: はい。聞いて、何か思い当たることはありますか? Achilles: あの男が最後に「すべてを賭けろ」と言ったとき、私は聞く耳を持たなかった。それを私は、深く悔いている。 Zagreus: なら、次の機会は逃すな、という意味じゃ…? Achilles: …あの男が、今、次の機会を与えてくれているのだ。\n伝えてくれたことに感謝する。…今はひとりに\nしてもらえるか。 --- Achilles About Myrmidon Reunion Quest 02 --- Zagreus: この前伝えた、「すべてを賭けろ」という言づて…\nどういう意味か、答えは出ましたか? Achilles: 戦に関することならば、私は常に直感に従い、瞬時に\n答えを出してきた。だが、それ以外のこととなると…\nどうしても時が必要だ。いま少し待ってほしい。\n答えが出次第、おまえにも知らせよう。 --- Achilles About Myrmidon Reunion Quest 03 A --- Achilles: ザグレウス、折り入って相談がある。“すべてを賭ける”ことにした。聞いてもらえるか? Zagreus: もちろんです。なんなりと、おっしゃってください。 Achilles: 私がおまえの父君と交わした契約の原本は、執務室の\nどこかに保管されているはずだ。下手に動けば事態を\n悪化させると恐れ、おまえに捜索を依頼するのは\n控えていたのだが… Zagreus: …「恐怖を感じるは弱者の証し」。ですよね、師匠。 Achilles: そのとおりだ。おまえは“ごろつき王”に下された判決を無効とした。ハデス陛下がお許しになるはずがないと\n思っていたが… 私の件も、諦めるのはまだ早いの\nかもしれない… Zagreus: 近いうちに、ニュクスに相談してみます。\n慎重に事を進めますから、どうかご安心を。 --- Achilles About Myrmidon Reunion Quest 03 B --- Achilles: そのとおりだ。おまえは、オルフェウスと\nエウリュディケの再会を禁ずる契約も無効とした。\nハデス陛下がお許しになるはずがないと思っていたが…\n私の件も、諦めるのはまだ早いのかもしれない… --- Achilles About Myrmidon Reunion Quest 03 C --- Achilles: そのとおりだ。おまえは、オルフェウスやシシュポスの\n契約も無効とした。ハデス陛下がお許しになるはずが\nないと思っていたが… 私の件も、諦めるのはまだ\n早いのかもしれない… --- Achilles About Myrmidon Reunion Quest 04 --- Zagreus: 今、師匠の契約の原本を探しているところです。\nもう少しだけ、時間をください。 Achilles: 辛抱強く待つことは、私の数少ない特技のひとつだ。\nあまり期待を膨らませすぎぬようにしよう。\n手を煩わせてすまない。次におまえと話すときは、\nよい知らせであることを願う。 --- Myrmidon Reunion Quest Complete --- Zagreus: 師匠!父上と結んだ契約の条件、変更処理が\n完了しました。師匠に科された無期雇用の刑執行中、\nエリュシオンへの立ち入りを禁じていた条項を\n削除しました。冥王神ハデスの嫡男として、\n当館への献身的な奉仕に感謝します。 Achilles: まさか…!いや、おまえの言うとおりだ。\n私を縛っていた見えざる力が、消滅したのを感じる。\n私は… いつでも自由に館を出ることができる… Zagreus: はい。本来なら、もっと早くこうするべきでした。 Achilles: だが… 心の準備が… まさかこんな日が来ようとは…\nいや、おまえの力量を信じていなかったわけではない。\nただ… Zagreus: エリュシオンに行ったら、ぜひ訪ねてほしい\n場所があります。会いにいってください。すぐにでも。\n「恐怖を感じるは、弱者の証し」です。 Achilles: …そう、そのとおりだな。では、さっそく向かおう。\nおまえには、大きな借りを作ってしまった。 --- Achilles After Myrmidon Reunion Quest Complete 01 --- Zagreus: 師匠、戻ってたんですね!\nエリュシオンは、どうでしたか? Achilles: 出向く前は、内心不安もあったが、案ずることなど\n何ひとつなかった。ときに、パトロクロスがおまえを\n「まれびと」と呼ぶのは、悪気があってのことでは\nないのだ。愛する者以外に掛ける言葉が、ぞんざいに\nなりがちな男でな。 Zagreus: そんなことより、差し支えなければ、\n詳しく聞かせてください。再会して、どうでしたか? Achilles: おまえが心を配ってくれたおかげで、再会の瞬間、私は\n何も言う必要がなかった。パトロクロスはひと言、私の\n名を呼び… あとはただ、ふたり、その場に在るだけで\nよかった。ひと所にとどまる亡霊の姿は、ときに悲しげ\nに映るだろう。だが必ずしもそうではないのだ。 Zagreus: それは… 本当によかった…\nパトロクロスも、師匠といると明るく見えました。\nお互い積もる話もあるでしょう。 Achilles: 失われた時を、これからゆっくり取り返していく\nつもりだ。ようやく、互いに向き合う余裕もできた。\n生前のパトロクロスに関する記憶は、戦時のもの\nばかりだ。今後は、平和な思い出を作ってゆこうと\n思う。じきにまた、エリュシオンでも会おう。 --- Achilles About Hades Bedroom 01 --- Achilles: 思い詰めた顔をしているな。私にできることなら、力になろう。 Zagreus: 父上の私室に、どうしても入りたいんです。 Achilles: …おまえの頼みでも、それだけは、おいそれと\n応じるわけにはいかない。あの部屋で、何をする\nつもりだ?私でさえ足を踏み入れたことがないのに… Zagreus: 父上のことだから、きっとあの部屋に、母にまつわる\nものを置いてるはずなんです。父上はまだ、母上を\n愛してる。俺にはわかる。でも母上は、俺がいくら\n言っても信じてくれません。だから約束したんです、\n証拠を見せるって…! Achilles: おまえの気持ちは理解した… だが、このことが\n明るみに出れば、私もただでは済まないし、私以外の\n者にも累が及ぶ。部屋の主が戻らぬうちに、すばやく\n済ませることだ。くれぐれも慎重に。いかなる痕跡も、\n決して残さぬように… --- Achilles About Reunion Quests 01 --- Zagreus: 師匠… もし、自分の大切な友人が助けを必要としていた\nとして… 助けるには、父上がその友人に無理やり\n結ばせたらしい契約の条項を変更するしかない場合…\n師匠なら、どうしますか? Achilles: …慎重に慎重を重ねるだろう。わかっているな?事態を\n悪化させることは、避けねばならない。執務室には、\nおまえの探し物以外にも、大量の盟約が保管されて\nいる。冥王陛下ですら管理しきれぬほどだ。あの中から\n探し当てるとすれば… ニュクス様なら、あるいは… Zagreus: …たしかに、ニュクスはなんでも知っている…\n聞いてみる価値はありそうですね… --- Achilles About Office 01 --- Achilles: ザグレウス、執務室に出入りする権利を再び取得した\nようだな。二度と足を踏み入れたくないものと\n思っていたが。 Zagreus: ええ、正直、見るのも嫌です。\n俺はただ、この館内を自由に歩き回って、\n父上をイラつかせてやりたいだけですよ。 Achilles: いずれにせよ、またこの台詞を言えるのは、\nうれしいことだ。…ザグレウス、入室を許可する。 --- Achilles About Office 02 --- Zagreus: 執務室に出入りできるようになったので、\n書庫の書類も、自由に閲覧可能になりました。\n今の俺なら、契約を無効にすることだってできる。\n師匠を縛っている契約も… Achilles: 気持ちはありがたい。亡霊となった私にはもう“心”は\nないが、それでも、“心から”礼を言わせてほしい。\nとはいえ、少なくとも今は、おまえの権限を私のために\n行使することは控えるべきだ。運命の三女神が、\n意図せぬ行く末をもたらすこともあり得る。 Zagreus: …師匠がそう言うなら、今はやめておきます。\nでも、また折を見て、気持ちを確認しにきます。\nパトロクロスが待っていますから。 --- Achilles About Orpheus 01 --- Zagreus: 師匠、オルフェウスがいまどうしているか、\n知っていますか?しばらく姿を見ていないので…\nまだ服役中なんでしょうか? Achilles: ああ、そのようだ。最後にあの男をこの館で見たとき、\n冥王陛下はずいぶん憤慨されていた。私も取りなそうと\nしたが、どうにもならなかった。なんとか減刑して\nくださるよう、願うしかない。 Zagreus: そうですね… もしオルフェウスを見かけたら、よろしく伝えてください。 --- Achilles About Orpheus 02 --- Zagreus: オルフェウスが館に戻ってきましたね。\n彼は、昔からあんな調子だったんでしょうか。 Achilles: そんなことはないのだろうが… 私も生前の彼のことは\n知らない。私と出会った頃から、なにかとふさぎがち\nではあった。だがその歌声は、余人をもって\n代えがたい。冥王陛下が手放そうとしないのも、\nもっともだ。 --- Duo - Achilles and Hades (1) --- Achilles: …陛下は、彼を一人前に鍛え上げよと命じられた。\n私は、それに従ったまでです…! Hades: 亡霊よ、口の利き方に気をつけよ。おまえの処遇は、\n私の一存で決まる。再びエリュシオンを彷徨いたいか?\nさらに下層へ送り込んでやることもできるのだぞ? Achilles: 私に何をさせるおつもりですか。 Hades: おまえの処遇については、考えておく。\n当面は、あの広間の見張りを務めろ。\nくれぐれも立場をわきまえることだ。 --- Duo - Achilles and Hades About Myrmidon Reunion Quest (1) --- Hades: 亡霊よ、おまえの雇用条件が変更されたと聞く。\n私の承認なしでそのような手続きが可能なのは、\nおのれの地位の低さゆえ。今後も近衛兵として\n当館に仕えることに変わりはないと理解しているが? Achilles: 私も、そのように理解しております。私は未来永劫、\nこの館にお仕えする身。ただ、今後は非番の際に、\n自由にエリュシオンを訪れることが可能と\n伺っております。 Hades: フン… 昨今の盟約の規定は、ずいぶんと\n寛大になったものだ。今は非番であろう?\n追記された福利厚生制度を、好きに利用するがよい。 --- Duo - Achilles and Megaera (1) --- Megaera: そこの亡霊。おまえが手にしているのは、\nこの館への持ち込みが禁じられている品では? Achilles: ええ、そうなのです。ちょうどよかった…\nこれを、早急に処分していただけますか。 Megaera: 承知した。このようなものが館内にあることが\n知れ渡り、騒ぎになる前に、速やかに処分しよう。 --- Duo - Achilles and Megaera (2) --- Megaera: …エリュシオンのどこかにいるはずだ。他に、あの者に行き場はない。 Achilles: ええ、わかっています。ただ… その前に、われわれには\nすべきことがあるかと。たとえば… この禁制品を\n処分する、ですとか。 Megaera: フン、かまわないが、おまえも早晩、おのれの恐怖に\n立ち向かう必要がある。おまえはいまだに逃げている。\nそろそろ腹を決めることだ。 --- Duo - Achilles and Megaera About Myrmidon Reunion Quest (1) --- Megaera: …例の男が、見つかったのか?ザグのおかげで?\nそれは… 幸いなことだ。 Achilles: ええ、身に余る幸いです。とはいえ、私のような\n忘れ去られた亡霊は、一介の亡霊として、他の者たちと\n同等の扱いを受けてしかるべし。そのほうが、\nメガイラ様のお手を煩わせることもないでしょう。 Megaera: おまえがこの館を出るというなら、止めはしない。\nおまえはたしかに一介の亡霊にすぎず、\n亡霊なら他にいくらでも… とはいえ… 達者で。 --- Duo - Achilles and Persephone (1) --- Persephone: …英雄アキレウス!この館の近衛兵を務めてくださっているそうですね。お目にかかれて光栄です。\n何かいさかいが起きても、あなたがいれば安心ですね。聞けば、息子に武術の指南をしてくださったとか。 Achilles: さようにございます。ご子息は、じつに才能あふれる\n弟子でございました。その立派なご成長ぶり、\n女王陛下にもご覧に入れたかった… Persephone: 今こうして、立派に成長した姿を見られるだけで、胸がいっぱいです。私がオリュンポスで暮らしていた頃から\nあなたは地上で勇名を馳せていましたね。あなたの\n伝説は、今も広く語り継がれていることでしょう。 Achilles: さあ、どうでしょうか… もったいないお言葉です。 --- Achilles Chat 01 --- Achilles: 稽古中に教えたことを忘れるな。 --- Achilles Chat 02 --- Achilles: おまえなら必ず、やり遂げる。 --- Achilles Chat 03 --- Achilles: ゆけ。おのれの為すべきことを為せ。 --- Achilles Chat 04 --- Achilles: 館のことは私に任せて、安心して行くがいい。 --- Achilles Chat 05 --- Achilles: 用が済んだのなら、すぐに出発を。 --- Achilles Chat 06 --- Achilles: おまえに教えるべきことは、すべて教え尽くした。 --- Achilles Chat 07 --- Achilles: ひとたび死ねばそれまでという覚悟で戦え。 --- Achilles Chat 08 --- Achilles: 私の戦術を手本にするのだ。 --- Achilles Chat 09 --- Achilles: 当分、戻らぬ覚悟でゆけ。 --- Achilles Chat 10 --- Achilles: おのれの直感に任せて進めばいい。 --- Achilles Chat 11 --- Achilles: 館のことは、私に任せておけ。 --- Achilles Chat 12 --- Achilles: おのれの経験こそが、何者にも勝る師だ。 --- Achilles Chat 13 --- Achilles: 始めた以上、最後までやり遂げることだ。 --- Achilles Chat 14 --- Achilles: この館のことは、ニュクス様と私に任せておけ。 --- Achilles Chat 15 --- Achilles: 失敗は、またとない学習の機会だ。 --- Achilles Chat 16 --- Achilles: ザグレウス、自屋に戻れ。 --- Achilles Chat 17 --- Achilles: いかなるときも、私がついている。 --- Achilles Chat 18 --- Achilles: ザグレウス。覚悟を決め、再度挑戦を。 --- Achilles Chat 19 --- Achilles: 「小神」などという概念は存在しないのだ。 --- Achilles Chat 20 --- Achilles: 私で力になれることがあれば、いつでも頼ってほしい。 --- Achilles Chat 21 --- Achilles: おまえに為せぬことなど、ありはしない。 --- Achilles Chat 22 --- Achilles: 私のように、おのれの命を粗末にしてはならない。 --- Achilles Chat 23 --- Achilles: 戦ってでも勝ち取りたいもの…\nそれが見つかったのなら、幸せなことだ。 --- Achilles Chat 24 --- Achilles: 運命などに屈するな。おまえは必ずやり遂げる。 --- Achilles Chat 25 --- Achilles: おのれの心に従えば、道は必ず開かれる。 --- Duo - Chat and Megaera (1) --- Megaera: この亡霊から、\n地上での名戦の話を聞いていたところだ。 Achilles: 恐れながら、私が語れる話の大半は、\n血なまぐさい物語ばかりで… --- Duo - Chat and Megaera (2) --- Megaera: …槍は使い手の腕しだいで強力な武具となるが、\n鞭の一撃を止めることはできない。 Achilles: 反論したいところですが、私は鞭を振るう相手と\n対峙した経験が浅く… ある意味それは、\n幸いなことかもしれません。 --- Duo - Chat and Megaera (3) --- Megaera: …亡霊よ、それを飲み終えたら、\nもう一本、開けるがいい。 Achilles: 仰せのままに。ザグレウス、話は、また次の機会に。 --- Achilles Gift 01 --- Zagreus: 師匠。大したものではありませんが… これを。 Achilles: 私に?どうやら先を越されてしまったようだな。\n私もおまえに、渡したいものがあった。\nこれを受け取ってほしい。 --- Achilles Gift 02 --- Achilles: これを、私に?いや… 私には、もったいない…! Zagreus: 師匠は、もっと好待遇を受けてしかるべきですよ。 --- Achilles Gift 03 --- Achilles: これを私に…?だめだ、受け取れない!\nおまえもわかっているはずだ… Zagreus: 師匠、たまには肩の力を抜いてください。\n誰にも言いませんから… --- Achilles Gift 04 A --- Achilles: ザグレウス… これを私に届けるために、わざわざ戻ってきたのか…?ありがたく受け取ろう。感謝する。 Zagreus: 父上が俺を見限っても、師匠だけはいつも味方でいてくれました。師匠には、返しきれない恩があります。 --- Achilles Gift 05 A --- Achilles: ザグレウス… こんな贅沢なものを、私に…?\n念のため伝えておくが、私には、生者であった頃から、\n想う人がいるのだ。どうか、悪く思わないでほしい。 Zagreus: …やっぱり、そうでしたか。それでも、\nこれは差し上げます。でも、酒で悲しみを\n癒やすのは、ほどほどに。人は悲しみを\n乗り越えると、さらに強くなると聞きますから。 Achilles: 今となってはもう、悲しみすら感じなくなった。\n心が砕けた瞬間に感じた憤りも、消え去って久しい。\n今はただ、古傷が残るのみ。だが、そうした傷が、\n人物に深みを与えるといわれるのは確かだ。 --- Achilles Gift 05 B --- Achilles: こんな贅沢なものを…?私は生前、ただの人殺し\nだった。にも関わらず、おまえは、私がこの世界の\n王族かのように接してくれる。この館を初めて\n訪れた頃には、考えも及ばなかったことだ。 Zagreus: 師匠は生前、偉大な英雄でした。\nそれは今でも、この先も、変わらない事実です。\n師匠は、こんなところで腐っていていい人じゃない。\n俺がもっと力になれれば… Achilles: うれしい言葉だが… 案ずるな。私はこの館に\nいられることをありがたく思っている。\nそれに… おまえのような良き弟子を持てて、\nこれ以上の幸せはない。 --- Achilles Gift 06 A --- Zagreus: 師匠。これを、酒場でいっしょに、どうですか。\nお互い、ひと休みする口実になりますし。 Achilles: 私などと飲んでいてよいのか?だが… うれしい誘いだ。では、のちほど酒場で。 Achilles: …私は愚かだった。パトロクロスとともに\n家でおとなしくしていればよかったものを、\n死をも超越する永遠の栄光を神々より約束され、\nすべてを投げうって戦場へ赴いた。\nそして、多くの者をこの冥界へ送り込んだ。 Zagreus: もう過ぎたことです。師匠が偉大な戦士であることに\n変わりはない。今、師匠が求めるのは、栄光ですか?\nそれとも、パトロクロス…? Achilles: 栄光でないことはたしかだが、パトロクロスとも、\n会うことは永久に叶わぬ。彼の亡霊はまだ、この冥界に\nとどまっているかもしれないが… 私が彼なら、決して\n私を許しはしないだろう。すまない、そろそろ持ち場に\n戻らなくては。 Achilles: …酒場では、空気を悪くしてしまい、申し訳なかった。\nだが、おまえとゆっくり話せてよかった。そろそろ\n出発だろう。くれぐれも気をつけてゆけ。 --- Achilles Gift 07 A --- Zagreus: 師匠、今度エリュシオンに行くときは、これを。\nパトロクロスと、ぜひ酌み交わしてください。 Achilles: …おまえからアンブロシアを贈られるとは。だが、私のほうこそ、おまえに心づくしの礼をすべきだ。おまえには本当に世話になった。パトロクロスと私からの感謝の印として、これを受け取ってほしい。 --- Achilles Gift 08 A --- Zagreus: これを贈る相手として、師匠よりふさわしい顔は\n思いつきません。今度非番のときにでも、\nぜひ、ゆっくり味わってみてください。 Achilles: 好意を示され、供物まで贈られる…\nまるで神のような扱いだな。\nザグレウス… 本当に、受け取ってよいのか? Zagreus: もちろんです。師匠の指南がなかったら、\n館の外で出くわした困難の数々に、\nとても対処できませんでした。それは、\n武力に訴える必要があることにかぎらず、です。 Achilles: ザグレウス、私は生前、凶暴で鳴らした人殺しだった。\n私なら、そのような者から受けた指南を、\nすべてうのみにはしない。 Zagreus: …そういうところが、名師匠たるゆえんですよ。 --- Achilles Gift 09 A --- Zagreus: これを、師匠とパトロクロスに。これから\nふたりで過ごす永遠の時が、これまで耐えてきた\n苦しみを補って余りあるものになりますように。 Achilles: ザグレウス… いや、若君。私にはもったいない\n贈り物だ。こたびはありがたく受け取るが…\n今後は遠慮させてもらいたい。 Zagreus: …そうですか。何か失礼があったなら、謝ります。\n前回贈った分、お気に召しませんでしたか? Achilles: そんなわけがない。じつに美味だった。ただ…\nエリュシオンでは、アンブロシアはみずから\n勝ち取るべきもの… あの地で過ごすうちに、\nどうやら私にも、かつての戦士としての矜持が\n蘇ってきたようだ。 Zagreus: 師匠は偉大な戦士で、指導者としてもすばらしくて、\nそして何より、よき友人です。どうか誇りを\n持ってください。 Achilles: 私に誇れるものがあるとすれば、そのような心づくしの言葉を掛けてくれる、おまえのような存在だ。 --- Achilles Gift 04 --- Achilles: なんと… 気遣いに感謝する。ありがたい。 Zagreus: 一人前の戦士に鍛えてもらったお礼です。 --- Achilles Gift 07 --- Achilles: こんなものを持っていては、館の者たちの\n羨望の的だな。他の者にも分け与えてよいだろうか? Zagreus: 師匠に差し上げたものです。師匠がそうしたいのなら、ぜひ。 --- Duo - Nyx and Achilles (1) --- Achilles: …あらゆる手を尽くして鍛えたつもりですが、\n果たしてそれで十分だったのか。\n冥界からの脱出など、前例がない。 Nyx: あなたが施した訓練は、十分です。ですが、\n彼が飽くなき挑戦を続けられるのは、あなたが彼を\n信じているからこそ。あなたがおのれを信じなければ、\n彼もまた、あなたへの信頼を失うでしょう。 --- Duo - Nyx and Achilles (2) --- Achilles: …夜母神ニュクス、あなたは彼を立派な王子に\n育て上げました。あなたご自身にすら、驚きの\n結果だったのでは?何もかも、あなたのおかげです。\n冥界の住民を代表し、感謝いたします。 Nyx: 私よりも、あなたこそ感謝されてしかるべきです。\n私にとって、当館への奉仕は唯一の役目。私は冥界に\n生まれ落ち、冥界は私のすべて。一方… あなたが\nここまで忠義を尽くすとは、誰が想像できたでしょう。 Achilles: …私も、この館に仕える他に、選択肢などないと思っただけです。少なくとも当初は、そんな心持ちでした。\nですが、若君の指南役を務め、彼を一人前の戦士に\n育てているうちに、再び「生きがい」を得た。\n今、こうして話していても、不思議な気持ちです。 Nyx: そうだとしても、半ば奴隷のごとく冥界に仕える\n暮らしの中、私心なく忠義を尽くしたのは純粋に、\nあなたの意志によるもの。生者であった頃の高潔さが、死者となった今でも、あなたの内に満ちている\n証しです。 --- Duo - Nyx and Achilles After Myrmidon Reunion Quest (1) --- Achilles: …夜母神ニュクス、あなたのしてくださったことに、\n感謝の言葉が見つかりせん。今後もこの館に仕えさせていただけること、光栄の至りです。 Nyx: あなたが何に言及しているのか、私には\nわかりかねますが、あなたが当館への奉仕継続を\n望んでいることについては、私こそ、光栄と心得ます。 --- Duo - Orpheus and Achilles (1) --- Orpheus: …アキレウス様は謙虚すぎます。あなたほど\n多くの偉業を成し、幾人もの敵の首を取った者は、\nこの世界広しといえども、そうはおりません。\nザグレウスのように、誇らしげに喧伝して\nしかるべきです。 Achilles: 私も生前は、大いに自慢して回ったものだ。こうして\n冥界送りになったのも、そのツケが回った結果。\n第一、私はザグレウスほど想像力が豊かではない。\n聞いて楽しいホラ話など、思いつきもしない。 --- Duo - Orpheus and Achilles (2) --- Orpheus: アキレウス様は、恋しくはなりませんか?\n肺いっぱいに新鮮な空気を吸い、\n一日数回、食事を必要とした日々が… Achilles: 正直、ほとんど覚えていない。\n貴君の歌を聴くと、時折思い出すこともあるが…\n亡霊としての暮らしに慣れてしまったのだろう。\n貴君は、生前の日々が恋しいか? Orpheus: いえ、むしろ、今は満ち足りています。\n死後もこうして仕事を与えられていることは、\n幸福以外の何ものでもない。働ける身でありながら、\n永遠に休みつづけるなど、私はとても耐えられません。 --- Duo - Patroclus and Achilles (1) --- Achilles: ここでおまえと顔を合わせるのは、妙な気分だな。\nエリュシオンをこの目で見る日が来るとは…\nいまだに信じがたい。 Patroclus: アキレウスはいまだに、すべて幻ではと疑っている節がある。事を成し遂げるには、ときには賭けに出る必要もあるのだ。無論、今回の件は、一介の亡霊のために君が骨を折ってくれたおかげでもあるが。 Zagreus: 友を助けるのは当然ですし、師匠には返しきれない恩がある。当たり前のことをしただけです。 Patroclus: …とはいえ、われわれミュルミドンは、いちいち感傷に浸ることはしない。アキレウスは、日頃の過酷な任務の合間に休暇を取っているだけのこと。君の任務も、\n過酷という点では引けを取らない。いつもの差し入れを受け取ってほしい。 --- Duo - Patroclus and Achilles (2) --- Patroclus: …アキレウス、弟子が訪ねてきてくれたぞ。\n彼には本当に世話になった。\n恩を返そうにも、返しきれる気がしない。 Achilles: ああ。私も同意見だ。 Zagreus: それなら、これからも、俺が通りかかったときに、\n不要な支給品を分けてください。それで貸し借りなし、\nということにしましょう。 Patroclus: それについては、謝礼とは別に、今後も続ける\nつもりでいた。もしわれわれで役に立てることがあれば\nいつでも遠慮なく頼ってほしい。 --- Duo - Patroclus and Achilles (3) --- Patroclus: 君の意見を聞かせてほしい。エリュシオンの覇者としてアキレウスほどふさわしい者はいないと思うのだが。\n無論、現在の“覇者”と比べれば、誰でもいくらかは\nましだろうが… Achilles: 私は、この地を彷徨う亡霊たちとの戦いに\n明け暮れるより、閑散とした広間の\n見張りを続ける方が性に合っている。 Zagreus: 俺も、アキレウス師匠より、テセウスが相手の方が\nずっといい。テセウスよりも覇者にふさわしい者が\n山ほどいるという点には、同意しますが… Patroclus: では、私の提案は却下だな。とはいえ、\n覇者にふさわしい逸材を見抜く目には自信がある。\nその点だけは、私も譲る気はない。